*角川春樹監督*
「今までの警察映画は警官が犯人を追っていた、しかし今回は警察が警察を追うんです」

11月14日(土)より公開される映画「笑う警官」の舞台挨拶が新宿バルト9で行われた。舞台挨拶には主演の大森南明さん、監督の角川春樹さん、原作者の佐々木譲さんらとともに、今10代、20代から圧倒的な支持を集めているモデル界のカリスマ“くみっきー”こと舟山久美子さんが「笑う警官」応援ユニットとして、同じくPopteenで活躍しているモデル菅野結以さん、出岡美咲さんとともに駆けつけた。

● 実施日:9月29日(火)
● 場所:新宿バルト9

始めに、本作の主題歌「夢をとりもどすまで」(ホイットニー・ヒューストン)のバックに合わせて主演の矢島健一さん、野村祐人さん、忍成修吾さん、角川春樹監督、大森南明さん、原作者の佐々木譲先生、螢雪次郎さん、伊藤明賢さん、が登場した。

MC:まずは出演者のみなさんにお話を伺っていきたいと思います。角川監督と一緒にお仕事をされてどうでしたか?

大森:角川映画に出られることがうれしいです。自分自身が角川監督の世界に引き込まれた感じがしました。

忍成:角川監督と一緒にいると緊張します。子供のころから監督の作品を見ていて、角川監督の映画に出演できてとても嬉しいです。とてもいい経験をさせてもらいました。

螢 :ここにいる出演者、私以外は若くてかっこいいですよね、この中に一人はげおやじがいて正直おいしいです(笑)角川監督からは何度もこれはテレビではなく映画だと言われました。心意気あふれる映画になっています。

野村:今回で角川さんとお仕事させていただくのは三度目となります。以前から角川さんの映画に何度も出たいと言っていました。「笑う警官」はとても深い作品で役者としても何度もチャレンジしました。

伊藤:子供のころから見ていた角川映画に出られてとても興奮です。でもかなり撮影現場で怒られました(笑)良い経験でした。どうぞ楽しんでください。

矢島:現場での監督がとてもチャーミングでした。思わずにこにこしてしまいます。現場の居心地もよく、楽しくて、その雰囲気が映画にでていると思います。

MC:出演者の方々ありがとうございました。では原作者の佐々木譲先生と角川監督にお話を伺いたいと思います。

佐々木先生:原作者として、映画を見て、感想はくやしいです!こんなにオシャレになったなんて・・・やられたー!と思いました。この映画の設定はみなさんご存知のとおり北海道警察で実際に行われたことをモデルとしています。映画を見ると高級な話に感じますが実際はもっと地味です。役者さんたちがかっこよすぎました。

角川監督:今までの警察映画は警察が犯人を追うものでした、しかし今回は警察が警察を追う映画です。つまり警察組織の持つ冷酷さ、傲慢さを描いています。映画の中では警察官がそれぞれの背景を持ち組織に挑みます。この映画でおきていることは全て事実です。しかしみなさんにはエンターテイメント、スタイリッシュな映画として楽しんでいただきたいです。

MC:ありがとうございました。ここで「笑う警官」応援ユニットのPopteenカリスマモデルのみなさんに登場していただきます。

〜再び主題化「夢をとりもどすまで」を背景に拍手喝采の中カリスマモデル達が登場〜

MC:本日は映画界のカリスマ、角川監督にちなんでモデル界のカリスマさん達に来ていただきました。では映画を見た感想をおねがいします。

くみっきー:ハラハラドキドキでスリル満点の映画です・・・みなさん是非見てください!

MC:ありがとうございました。ではここから囲み取材をスタートしたいと思います。一番後ろの列の方退場してください。

〜大森さん、角川監督、くみっきーらカリスマモデルへの囲み取材が始まる〜

記者:大森さん今のお気持ちをお願いします。
大森:やっとここまで来た感じです。みなさんに早く見て欲しいです。

記者:どこを特に見てもらいたいですか?
大森:映画の中の人間ドラマですね。

記者2:角川監督にお聞きしたいと思います。本作品は今までと一緒ですか?
角川監督:まったく違います。今回はリアルを撮ることに専念した。つまりリアルな舞台演出を目指しました。

記者:カリスマモデルのみなさんに合い通じるものはありますか?
角川監督:三人とも本当にすごいです。

記者:三人と共演したいですか?
角川監督:もちろんです。

記者:構想などは?
角川監督:その前にまずは今回の目標である観客動員数150万人を達成しないといけません。達成しないと映画をやめると宣言しましたからね。

記者2:大森さんにお聞きしたいと思います。監督とのエピソードなどはありますか?
大森:いっぱいありますね・・・
角川監督:わかんねーよな!!(笑)
大森:一緒にファミレスに行ったことですね。
角川監督:それで一緒に共演している宮迫とかがびっくりしちゃったんですよ。私はファミレスに行って普通だろって思いますけど・・・。(笑)

記者:ファミレスではどんな話をしましたか?
角川監督:映画のことですよ。映画オンリーです。

記者2:これまでの映画監督と角川監督の違いはありますか?
大森:とにかく撮るのが早いです。
角川監督:(監督のなかでは)一番早いですよ。

記者3:先ほどモデルさん達の映画出演の話がありましたが、意気込みなどはどうですか?
くみっきー:いきごみ?・・・出させていただけるなら・・・。

記者3:でも監督は現場で怒るらしいですよ?
角川監督:私は女性には怒りません!!(笑)

この後、共演者、監督、モデルさんたちは退場。現場の撮影風景そのままを連想させるような終始笑いの絶えない舞台挨拶となりました。

(Report:木村高志)