映画『キサラギ』でブルーリボン賞・日本アカデミー賞など数々の賞を獲得した佐藤祐市監督。佐藤監督の新たな作品がやってきた!!。「2ちゃんねる」に書き込まれたエピソードをもとにした本作は、社内イジメや労働時間に問題アリの企業に就職した元ニート青年が、限界ギリギリのところで毎日を生き抜いていく姿をコミカルに描いた“ワーキング・ドラマ”だ。
公開を前に、パルコ主催のトークライブが行われ、佐藤祐市監督はじめ、池田鉄洋、映画プロデューサー井手洋子らが渋谷パルコにて行われた。

「(小池)徹平ちゃんが来るという誤報に惑わされて・・・」と早速の池田さんのギャグ??に一同大爆笑。監督もとても気にしていたのか、「個人的に確認したい事がありまして、果たしてこんなに集まった方々は、何が目的なんだと!場合によっては帰るぞ!!。」と言いながらも、監督目当てで来た方がいると知ったら、その方に「大好きです!」と告白してしまう監督に観客の笑いは止まらず。「正直言ってみよう・・・徹平が来るんじゃないのと思って来た方??」と監督が聞き、誰も手をあげずにいると「嘘だー!!」と監督は言い、観客は笑いの渦とかした。
あらかじめ質問が用意されており、監督が司会となってトークライブが進んでいった。

●この仕事を選んだきっかけは??。
(池田)「私は渋谷でございまして、渋谷にジャンジャンって劇場がありまして、小学生時代に見に行ったのが劇がものすごい衝撃的で、演劇が魅力的というか怖い物として。
(監督)「怖い物??」
(池田)「怖かったんですよ。見世物小屋みたいな感じでしたし。それ見て吸い込まれていったんでしょうね。漠然と表現できる物があれば。」
(監督)「具体的に役者さんになろうとして、アプローチした役とか・・・。」
(池田)「表現の方法として、最初は漫画家になりたかったですね。」
(監督)「絵はうまかったんですか??」
(池田)「絵は当時はうまかったですね。今は当時の画力で止まってますけど」。
そんな池田さんに一同大爆笑。

ここには書ききれないぐらいの笑いの絶えないアットホームな2時間のロングトークライブとなったのである。

2009年11月、シネクイントほか全国にて公開!!