日本のコメディ発祥の地、「浅草」。日本有数の芸術・文化施設の集積地域、「上野」。この2つの地域を舞台に、昨日9月21日(月・祝)〜25日(金)まで、「映画(Cinema)」「したまち(Old town)」「笑い(Comedy)」という3つの要素をかけ合わせた日本初の大規模なコメディ映画の祭典、「第2回したまちコメディ映画祭in台東」(略称「したコメ」、第22回東京国際映画祭提携企画)を開催!したコメでは、映画人、地元の皆さん、観客が一緒に盛り上がれる仕掛けが盛り沢山!昨年の第1回よりもさらに楽しめること間違いなしです!!

●実施日時:9月22日(火・祝)
●場所:浅草公会堂(台東区浅草1-38-6)

<オープニングの様子>
 シルバーウィーク中の混雑の中、隅田川の船乗り込み後、豪華ゲストによる雷門前での集合写真が撮影された。ゲストの登場の度に、観客から大きな歓声が上がった。

■吉住弘(台東区長・映画祭実行委員会会長)
 台東区は喜劇人発祥の地、また上野は文化・芸術の街でございます。今年も上野・浅草を通じて映画祭を開催することができました。
 今は大不況ので暗い感覚をお持ちの方が多いと思いますが、ぜひともたくさん笑って頂きまして、コメディ映画祭の意義を一人一人共有してほしいと思います。
 今年は昨年と違い、会場数を増やしています。ぜひこの期間に台東区に足を運んで頂ければと思います。将来は国際的な映画祭にするのが夢でございます。その夢をかなえるのは、皆様のお力なくしてできません。

■いとうせいこう(総合プロデューサー):
 ご来場ありがとうございます。船とトロリーバスでやってきて、オレンジ通りを歩かせて頂き、たくさんの方たちに笑顔で迎えられました。こちらが感動させなければならないのに、皆さんに心を動かされました。理想的なオープニングだったと思います。
 去年来日したファレリーのマネージャーのエレンからメールが届きました。「残念ながら『三バカ大将』のリメイクを製作していて今年は行けないが、おめでとう!スケジュールが決まったらこっちへ来てくれないか」という内容でした。来年はその映画を引っさげて来日してくれると思います。今年は中国から素晴らしい監督、アーガンも
来日しています。こうして国際的な方々を迎えながら、日本の素晴らしい伝統をもう一度スクリーンで見ることのできるような映画祭を続けたいです。
 新しくコメディに挑戦している人は我々と一緒に手を組んで地域発信型の映画祭にしたいと思います。さらに感動的な映画祭にしたいと思っています。

■内海圭子(したコメ応援人)
 浅草は、エノケンやデンスケを生み出したお笑いの土地です。お客様あっての芸人です。

■さくらまや(したコメ応援人)
 浅草は大好きな街なので、参加できてうれしいです。