カンヌ国際映画祭で女優賞と撮影賞の2冠を達成した話題のフランス映画「クリーン」が29日遂に初日を迎えた。
公開を待ちわびた多くのファンが駆けつけたシアター・イメージフォーラム(渋谷)では公開記念として、かつて2年間フランスで生活した経験を持ち、映画に登場する場所にも訪れたことがあるというタレントの加藤紀子さんをゲストに迎え、トークショーが行われた。
映画は香港出身の国際派女優マギー・チャンが、離ればなれに暮らす息子との絆を取り戻すため、パリで人生をやり直す再生の物語。
女優賞を受賞したマギーの演技を観て、「私も一歩前に踏み出さなければ、と思いました。
マギーは仕事や実生活で多くのものを身につけていて、目を奪われるシーンがたくさんあった」とコメント。
マギーと元夫婦だった『夏時間の庭』のフランス人監督オリヴィエ・アサイヤスについて聞かれると、「マギー・チャンという女優を、この映画でちゃんと見せたいんだという優しさ、愛情が伝わってきた。 映像も綺麗だった」と注目を集める監督の手腕を絶賛した 。
ひとりの女性としての夢と、大切な家族との間で揺れ動く母の心理をリアルにとらえた『クリーン』の見所について、「答えはひとつとは限らない。じっくりと余韻を楽しんで欲しい作品です」と締め括った。

シアター・イメージフォーラムでは、毎週水曜日、男女問わず2名で入場料が2000円となる「大切な人と一緒に映画を観ようキャンペーン」を実施する。この機会に、大切な家族や友人、恋人についてもう一度思いを巡らせてみてはいかがだろうか。

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