「なんにも覚えていないという・・・」〜映画『女の子ものがたり』初日舞台挨拶〜
人気漫画家・西原理恵子の自叙伝的漫画が映画化!!主人公の女性が人生の絶不調から生きる勇気を取り戻していく姿をノスタルジックに描いた感動の物語『女の子ものがたり』である。
29日、渋谷シネクイントにて初日舞台挨拶が行われ、主演の深津絵里さんはじめ、大後寿々花さん、福士誠治さん、波瑠さん、高山侑子さん、森岡利行監督、そして西原理恵子さんらが登壇した。
初日を迎えて個々に聞かれていると、西原さんは、「今日は皆さんどうも有難うございました。さっき”この作品を書いたのは何年前ですか??。”って聞かれたのですが・・・なんにも覚えてないっていう。書いた内容でさえ忘れてしまったっていう。」と暴露し、会場は大爆笑。しかし「みっともない青春を森岡監督がよく表現してくれ、かつ女優さん達もがんばってくれとっても有難かったです。」と話してくれた。
役作りで、深津さんは、「原作にはない年代の菜都美の役を演じるにあたって、監督のアイディアなどいろいろな知恵を寄せ集めました。しかし一番に大切にしたのは、原作の素晴らしさを”映画”というまた違う表現方法ではあるのですが、少しでも損なわれないように、しっかりと鍛えなきゃいけない。と思いながら演じました。その為には、直接お会いして、どんな話をされるかな、どんな生活でマンガを書かれるかなど、しっかり自分の目で見たいなと思いまして、ご自宅まで行かせて頂きました。」と明かしてくれた。
8月29日(土)渋谷シネクイント、シネカノン有楽町2丁目、角川シネマ新宿ほか全国で公開中!!
(Report:長島美秋)