クエンティン・タランティーノを始めとする、世界のクリエイターに大きな影響を与えたことで、『キル・ビル』や『親切なクムジャさん』のベースにもなった、梶芽衣子主演作『女囚701 号-さそり』。篠原とおる原作のコミックから派生し、長きに渡ってシリーズ化もされた、世界に誇るカルト・アクションが今、新たなスタッフ&キャストにより甦った!

幸せな結婚を目前に、婚約者の父親殺しの罪を着せられ、刑務所に服役することになった松島ナミ。自分を陥れた者たちへの復讐と、愛する婚約者との再会を願う彼女だったが、その想いも虚しく、所内での女囚バトルに巻き込まれ、瀕死状態のまま、森に捨てられてしまう。やがて、“死体収拾人”と呼ばれる謎の老人に助けられた彼女は、過酷な訓練を受け、完璧な刺客として復活。ついに、復讐を開始したナミを過酷な運命が待ち受ける!

映画公開初日に銀座シネパトスにて初日舞台挨拶が行われ、『さそり』出演、囚人ボスのエリカ役の夏目ナナさんが登場した。

MC「エリカ役は小柄で可愛らしい夏目さんとは全然違う印象がありますが」
夏目「自分では適役と思いました。ドンとこい、という感じですね。そんなにベビーフェイス的には見えないなと。エリカは根本的には実は寂しいというのがある。裏側に哀愁が漂っています」

MC「水野さんとの共演はいかがでしたか」
夏目「すごい憧れの女優さんだったんで、最初はこわかったです。アクションやられているんで。私はすごい雑草的な感じがしたので。でも台本気にせず、来てくれたらいい。という感じでやっていただけたので。水野さんも関西の方なんで、けっこうウマもあったとゆうか・・・」

MC「撮影合間などに話しました?」
夏目「自分の出番じゃないとき休憩時間に、すごいお話させていただきました。香港はあったかいときいていて、半そででいったら、めちゃ寒かった。ふきっさらしの外でも中でもなく、キレイな現場じゃないところで、大きいタライにお湯をはってもらって、足つけながら会話したので、寒いことしか覚えていないです。足湯としょうが湯が体をあっためてくれました」

MC「水野さんも夏目さんとで、やりやすかったって言ってたという話をききましたが」
夏目「・・・あら、本当ですか?嬉しいですね」

MC「夏目さんはアクションシーンは?」
夏目「フォローしていただいて気にすることがなかったんですが、ワイヤーアクションが
初めてで楽しいものだと思ってたんです。日頃使わない筋肉を使って、すごく大変でしたね。筋肉痛というより、何が痛いのか分からないくらいに痛い」

MC「香港での撮影そのものはいかがでしたか」
夏目「台本はその日に取る分だけ 部分的に行うだけ。言葉の壁があると思っていたん
ですがコミュニケーションが大変だということはなかったです。ワイヤーアクションなどは大変でした」

MC「監督からはこんな風にやってほしいというのはありましたか」
夏目「すごい怖い人を演じてくれといわれ、ここでこうゆう顔、目をひんむいてくれとか言われました」

MC「お好きなシーンは」
夏目「水野さんとの格闘シーン、そして最後をみてほしいです。女性の方に見ていただきたいです。今現代の女性には共感いただけると思います」