平成仮面ライダー10周年を迎える記念碑的作品、仮面ライダーディケイド。前9作の仮面ライダー世界を渡り歩く、謎の青年の活躍を描くという集大成的な物語が大反響を呼んでいる。今回の劇場作品では、仮面ライダー1号から昭和・平成全ライダーが集結し、立ちはだかるは、全ての組織が融合した大ショッカー。
全ライダーファン驚愕の魅力溢れる作品『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー 対 大ショッカー』(同時上映『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』)が8月8日に初日を迎え、出演者陣による舞台挨拶が行われた。 
○登壇者
井上正大、村井良大、森カンナ、戸谷公人、荒井 萌、大浦龍宇一、倉田てつお、GACKT、金田治監督

舞台挨拶は客席のファンの歓声と共に始まった。
主人公ディケイドを演じた井上は、「4月から撮影が始まり、過酷なスケジュールの中、精神的にも体力的にも辛かったんですが、ファンの皆様の応援とスタッフ、キャストの支えがあって、今日この場に立つことができて良かったです。」と挨拶した。また、「30年に一度となるであろう、仮面ライダーディケイドはいかがでしたか?」という井上の問いに、客席のファンは大きな拍手で答えた。今回の劇場作について、クウガ役の村井は「仮面ライダーの歴史上に残る伝説的な映画になっています。最初に台本を見た時、今までの作品を足しても勝てないんじゃないかなというぐらいスケールの大きい作品になっていると思いました。それに参加できたことに大変光栄に思っています。」と述べた。
今回、一番の歓声を浴びたのが、今回の作品に友情出演し、過去に仮面ライダーBLACKを演じ、未だ根強いファン層を持つ倉田てつを。倉田の「みんなーただいま!」という呼びかけに対し、「おかえりー!」という客席からのレスポンスが起こった。「日食の年に南幸太郎が復活しました(笑)!亡き石ノ森章太郎先生に倉田ここで出なきゃ男じゃないぞと言われているようで、この作品に参加しました。事務所にファンの方からの手紙が届いて熱いメッセージを聞き、21年間倉田てつををしていますが、こんなに嬉しいことはありませんでした。」と、観客のファンに向け熱いメッセージを送った。
舞台挨拶後半から登場したのが、ライダーマンを演じ、主題歌を歌うGACKT。
どのような思いで歌われましたかという質問に「先輩から後輩へ、大人から未来を歩く子供たちへ、結城丈二から門矢士へ、そしてGACKTから井上正大へ。多くの背中を押せる、次はお前の番だっていうメッセージを前面に出しました。」と語った。
最後に、金田監督が「キャスト、スタッフ愛情込めて二ヶ月間に渡り撮影しました。一回じゃこの作品は分かりません。なので二度三度と劇場に足を運んで頂き、周りの人にも宣伝して頂けたらと思います。」と述べ、舞台挨拶を締めくくった。

子供大人関係なく、長く愛され続けてきた仮面ライダー。
今時を越えて、仮面ライダーを愛するもの達のもとへと、オールライダーが終結する!
『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』も同時上映中!

(Report:竹尾有美子)