7月31日(月)、今年で4回目を迎える、名古屋ショートフィルムフェスティバル2009にて、多数の国際映画祭にて、計42ものノミネート・受賞を果たしてきた村松亮太郎監督率いるネイキッドが、これまで制作してきたショートフィルムから14本を厳選し上映する、「NAKED SHORT FILM SELECTION」が開催されました。
約2時間半というプログラムの中で、ショートフィルム計14本と、村松監督のトークショーという盛りだくさんの内容でした。

上映終了後のトークショーでは、「長編を撮るよりも実は難しく、作り手のカラーが出やすいので、面白い。海外のショートフィルムを見ても、すごくいい作品が多いけれど、日本ではまだショートフィルムを作ってもなかなか発表する場がないので、今日はこのような機会を設けていただいて嬉しいです。」と、ショートフィルムの魅力についてや、今回のイベント参加への喜びなどを語った村松監督。

客席からの「よく映画監督の方が初期の作品は恥ずかしいとおっしゃいますが、村松監督も、今回で言えば『LIGHT MY FIRE』が割と前の作品だと思いますが、そのようなことは思われますか?」という質問に、「全部、恥ずかしいです!」と答えて会場を沸かせる一幕も。

上映作品の中にもあった『LOVEHOTELS−ラヴホテルズ−』(※1)の話題から「僕としては『BLUE』の方が気に入ってるんだけれど、割と『ANTI SEX』が好きだと言ってくれる人が多かったので、『ANTI SEX』にある“村松ポップ”を今度は長編でやってみようと思って、新作『ランブリングハート』を撮りました。年末か年明けには公開したいなぁと思っています。」と新作の話題も飛び出るなど、村松監督作品好きの方も、映画好きの方も、大満足な一夜となりました。

村松監督の新作『ランブリングハート』(出演:臼田あさ美、桐山漣 ほか)は、今冬、シネマート新宿、梅田ガーデンシネマより、全国順次公開となっております。

☆ネイキッドHP:http://www.naked.co.jp/
☆映画『ランブリングハート』公式ブログ:http://rheart.exblog.jp/

※1:『LOVEHOTELSーラヴホテルズー』…2006年に劇場公開された、村松監督初の劇場公開用長編作品。『SWETT
OPTIMISM』『BLUE』『SKIN』『ANTI SEX』の4話からなる、ラブホテルで起こる4人の女の子のラブストーリー。