絶えることのない戦争、未来を宿す子どもたちをその犠牲から守ることをテーマにしたイベントということで、第一線でのご活躍をされ、ご自身も出産されたばかりのhitomiさんをゲストにお招きして、イベントを行いました。

●日時:7月23日(木)
●会場:アイビーホール5F【グローリーチャペル】 (東京都渋谷区渋谷4-4-25)
●登壇者:hitomiさん、日本ユニセフ協会 広報室 浦上綾子さん、「セントアンナ」合唱団

■hitomiさんイベント
出産後とは思えない素晴らしいスタイルで登場したhitomiさん、登場と同時にたくさんのカメラのフラッシュがたかれました。

——映画のイベントは今回初めということですが『セントアンナの奇跡』どうでしたか?
今の時代でも戦争があったりするし、いつになったら平和になるんだろうと考えさせられました。

——『セントアンナの奇跡』は、深いドラマがある映画ですよね。
子供を通しての愛を感じる映画。
子供は、この人優しそうとか怖そうとかそういった感情に素直だけど、大人になると人を疑うようになったりするなと。
そういったことを、映画を観て感じました。

——子供に不思議な魅力がありますよね。
そうですよね。

——お子さんを産んで子供の強さなどを感じるようになった?
そうですね。
やっぱり、子供って純粋だと思いますよね。
素直に子供って、“戦争”ってわからないじゃないですか。
私も子供の時に湾岸戦争があって、その様子をテレビで見たんですけど、火花が散っているところがキレイだなって思ったんです。
子供の時ってそういうのがわからなかった。
大人になって戦争だったんだなど知って、その時はショックでした。

——『セントアンナの奇跡』は、大人達が守りたいと思う映画ですよね。
私たちが本当に子供を守らないといけないと思いましたか?

子供を産んだからではなくて、子供には守ってくれる人が必要なんじゃないかなと思います。
子供は純粋に守ってもらえると思われがちだけれど、守ってもらえない子もいて。
あそこのうちの子は母子家庭だから遊んではダメって言われたら、次の日にその言われた子はハブにされたり、そういうのが日本でもある。ある意味、人種差別ですよね。自分も実はそうされたことがある。
だからどんな子でも、守るというか、誰にでも声をかけてあげる大人になりたい。

——私たちが大人がしっかりしていかないとダメですね。
そうですね。

——カンボジアに行ったことがあるということですが、いかがでしたか?
みんな、目がキラキラしてた。
貧しい国だけれども、みんなすごく前向きで、エネルギーをもらいました。
大切にしている物が日本と違うんだろうけど、カンボジアの子の方が生きていると気がしました。日本は贅沢すぎ(笑)
この後、「セントアンナ」合唱団が登場し、マイケル・ジャクソンの『ヒール・ザ・ワールド』を熱唱。

■囲み取材
Q:子供を産んでこういうイベントに呼ばれるのはいかがですか?
今まではこういう映画のイベントに参加する機会はなかったので、嬉しいです。

Q:映画はご覧頂いたんですよね?
いつの時代も戦いや人種差別がある。どんな時代でも大変だけれども、それが世の中だと思うんです。
なので、日本の子供達にも観て欲しいと思う映画です。

Q:世の中も目まぐるしく変わっていますが、hitomiさんの中でもご結婚、出産など変化があると思います。振り返ってみていかがですか?
振り返ってないですね(笑)

Q:毎日の生活はいかがですか?
まぁ、なんとかやっています。

Q:ご出産されても、とてもステキなスタイルですが、何かされたんですか?
何もしなかったし、努力もしなかった。

Q:何もしないでスリム?
スリムかわかんないですけど(笑)本当に何もしていないですね。

Q:フルヌード写真集「LOVE LIFE2」を出されましたが、ご自分で見ていかがですか?
素晴らしい写真集になったので、作ってよかったとは思っています。
出産中は、女性として丸みのある体系だったので、CDを制作するにあたってもそうですが、その時の自分を表現できました。

Q:妊婦後ヌードはない?
もうヌードはないですね。

Q:それでは、今回のヌードは思い切った?
衣装を着ている自分もあれば、衣装を着ていない自分もある。その時々で自分らしさを表現できたなと思っています。

Q:子育ては大変ですか?
大変ですね。でも、みなさん大変だと思います。

Q:お子さんのために歌を作るのは?
今は考えていないですね。

Q:hitomiさんは、いろいろチャレンジされていますが今後は?
歌だけでなく、いろいろ挑戦したいので、勉強中です。

Q:映画について一言
すごく良い映画ですので、幅広く多くの人に観てほしいです。