7月21日(火)18:30よりスペースFS汐留にて「童貞放浪記」(8/8ヒューマントラストシネマ文化村通りにて公開)の特別試写会が行われ、上映前にはキャスト、監督が登壇し舞台挨拶を行いました。

山本浩司(金井淳役):本日はお足元の悪い中お越し頂きありがとうございます。今回はエリートで頭のいい童貞役でしたが、「童貞」ということに関しては自分の真骨頂。本当に、この仕事をやってきた、すべてをこの役にたたきこんでます!

神楽坂恵(北島萌役):本格的な映画出演は初めてだったので、2か月くらい特訓をして撮影に挑みました。特訓初日にセリフを全然覚えていなくて監督が怒って帰ってしまったこともあって・・・。本当に頑張った作品です。たくさんの方にご覧頂ければと思っています。

結城リナ(マミ役):ヘルス嬢のマミ役を演じさせてもらってます。神楽坂さんとは現場で一緒のシーンがなかったので、出来上がった映画を見て、映画の中で一方的に会った気分になっていたんですけど、とにかく「デカ!胸デカッ!!」というかんじでしたね(笑)(神楽坂「私も映画観て自分の胸『デカ!』と思いました(笑)」と発言)

小沼雄一監督:女優陣でおっぱいトークになるとは(笑)現役の童貞だけでなく、女性の方にも、「とっくの昔にすませた」という人にも共感してもらえるように作ったつもりです。人と人がつながる時のドキドキしたり、未熟さだったり・・・そういうところをぜひ見てもらえればと思います。

トークショー
上映終了後にはカリスマAV俳優の加藤鷹さん、全国童貞連合会長で「中年童貞」の著者・渡部伸さん、山本浩司さん、小沼雄一監督が登壇、そして「だれでも一度は処女だった」の著者・千木良悠子さんが進行を務め、「卒業年齢なんて関係ない!童貞だって人間だ!」をテーマにトークショーが行われました。

自分の童貞喪失体験について加藤さんは「この仕事に入ったのはやはりその体験があったから。ネガティブな部分をもたずに喪失できたことが大きい。初めての体験によって、その後ポジティブにもネガティブにもなる。そういう人をよく見てきましたから」と含蓄のあるコメント。
映画「童貞放浪記」を観た感想を聞かれた渡部さんは「同じ童貞だと応援してしまうんですけど、映画の中でうまくいきそうになる応援したくなくなるんですよね(笑)」と現役童貞ならではジレンマを告白。「知識はある!打席に立てば打つ自信はあるのに同じ人ばかりに打順が回って打ってる状態!どうすればその隙間に入れるのか?」という渡部さんの魂の叫びに、加藤さんが「童貞の人は『機会がない』っていうんだけど、絶対そんなことはないんだよ。意識が大事なんです。機会がゼロってことではない!」と語り、客席も大きくうなずいていた。

「台湾で童貞喪失した」ことが暴露された小沼監督はあわてながらも、風俗で体験することについて「幻想をいだきながらやってた記憶がありますね。その場限りの風俗の女性でも心が通じ合うんじゃないかと思っていました。」とセンチメンタルな告白。それに対し渡部さんは「やっぱり初めては好きな人に捧げたい・・・」と告白し、進行の千木良さんに「女の子みたいですね」とばっさりきられていた。

また、全員が渡部さんが会長を務める「全国童貞連合」に興味深々。渡部さんが「卒業生が卒業したとたんに威張りだすのを見ていると童貞を失うことはよくないんじゃないかと思いますね。まず会長と呼ばなくなったり。おごったり、質問を受ければAVやネットで検索して調べて答えてきたのに!」と不満をぶつけると山本さんが「当然でしょ!卒業して会員じゃなくなったんだから(笑)」とつっこみ。
ちなみに改革派(喪失したい派)と保守派(守りたい派)に分かれて論争がおこなわれているそう。最高齢の会員は「60代です。この人は改革派ですね。腰痛との戦いだそうです」(渡部)と答えるとどよめきと笑いが起こっていた。

本作のヒロイン北島萌の女性ならではの心理について千木良さんは「いろいろな可能性を探してるんだと思う。萌が金井に対して『もっとぐいぐい来てよ!(そうすればあなたに決めることができるのに)』って思う気持ちはわかりますね」と答えていた。

『もし自分が監督するならどんなエンディングにしたい?』という問いに対し、加藤さんは「童貞映画は僕にはむずかしいなぁ・・・やりチン映画ならできるかも(笑)」。理想の女性はキャリアウーマンという渡部さんは「やっぱりキャリアウーマンが3歩下がって後ろをついてくるみたいなエンディングにしたいですよね(笑)」とコメントし、会場を沸かせていた。