映画『2012』ローランド・エメリッヒ監督、来日記者会見
46年ぶりの皆既日食で、東京に何かが起こる!!
人類終焉日の翌日が誕生日の安めぐみが、監督に真偽を確かめるべく登壇!!
天文学や数学に長け、高度に発達しながらも謎に包まれたまま消滅した超古代文明、「マヤ文明」が記した「マヤ暦」は、2012年12月21日に、時の終末を記している—!
終末予言が3年後と迫った今冬、2012年の地球滅亡の日を、壮大なスケールと驚異の映像で描きだしたディザスター超大作『2012』が公開されます。本作の監督であるローランド・エメリッヒ監督が、日本では46年ぶりの観測となる皆既日食を迎える本日7月22日(水)、東京・六本木で来日記者会見&世界初披露となる特別映像を披露しました。
会見には3年後の誕生日が迎えられないかもしれない芸能人として、人類終焉日の翌日=12月22日が誕生日である安めぐみさんがプレゼンターとして登壇いたしました。
『2012』来日記者会見
■日時/7月22日(水)
■場所/グランド ハイアット 東京
■登壇者/ローランド・エメリッヒ監督(53歳)、安めぐみ(27歳)
▼世界初のフッテージ上映について
せっかくの日に雨が降り日食が観測できず残念だが、日本の皆さんに世界で初めてフッテージを見てもらえて光栄に思う。
▼エメリッヒ監督と言えば、ディザスタームービーの第一人者だと思いますが、今回、マヤ文明の予言を映画のベースに選ばれた理由は?
『デイ・アフター・トゥモロー』は確かにディザスターだが、『インデペンデンス・デイ』はディザスターじゃないと思っている。でもみんな僕がディザスタームービーのスペシャリストだと思ってるみたいだけどね。予言はもちろん興味があるよ。
▼リアルな映像に見せるために苦労した点は?
考えられる全ての視覚効果を駆使している。いまも制作中だが、今までの約3倍にあたる1400〜1500の視覚効果シーンがある。
▼ドラマと視覚効果映像は、どのようにしてバランスを取っているか?
まずは映画のアイデアが生まれて、そこに登場するキャラクターを決める。このキャラクターが重要で、キャラクターを信じられないと視覚効果も意味がない。だから、俳優たちには、ブルースクリーンの前でも感情を出して演技してもらえるような環境作りが大切だと思っている。現場は緊張感があるけど、笑いもある楽しい現場だったよ。
▼映像だけでなく、そこに描かれるドラマも大変楽しみですが、ドラマを描くにあたって力を注いだ点は?
この映画には2つのドラマがある。1つは、地球滅亡の事実をいち早く知ってしまった政府の科学者。政治家たちが国民に真実を秘密にする中、自分はみんなに知らせるべきではないかという道徳的な葛藤を抱えて悩む。もう1つは、バツ1の男性のドラマ。かつて夫として父親として失敗した男が、危機的な状況の中、家族の絆を取り戻す。
ここで、紺のノースリーブのワンピースを着た安めぐめさんが、花束を持って舞台に登場。
▼安さんへの質問:フッテージ映像を見た感想は?
本当に映像がリアルで衝撃的。あんな大惨事が現実に起こったらどうしよう。早く本編がみたくてたまらないです。
▼安さんから監督への質問:私は12月22日が誕生日なんですが、本当に2012年の12月21日で地球が滅亡してしまったら誕生日が迎えられません。そうなったらすごくさみしいのですが。。。
もしマヤの予言が当たることになったら、あなたはとてもアンラッキーガールだね。
▼安さんへの質問:地球最後の日までにこれだけはやっておきたいことは?
いまから3年ありますもんね。まずは仕事を辞めて、世界旅行、世界遺産めぐりをしてみたい。結婚もしたいですね。とにかくやりたいことは全てやりつくしたいです。
▼安さんから監督への質問:地球滅亡しませんよね?大丈夫ですよね?
僕は預言者じゃないからハッキリしたことは言えない。でも、もしこの世界が無くなってしなうとき、自分にとって本当に大切なのものは何か、を考えさせてくれることはとても重要なことだと思う。