第13回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭:映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』、間瀬プロデューサーによる舞台挨拶。
第13回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭では、数多くの日本映画の上映も行われ、韓国の多くの日本映画ファンの方々が会場に足を運んでいる。
7月18日(土)韓国のボッサゴル文化センターにて、WORLD FANTASTIC CINEMA部門にて映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』上映後、間瀬康宏プロデューサーが登壇し舞台挨拶が行われた。今回の映画祭での審査員の1人でもある。
(間瀬)「私は日本のテレビ局のTBSという所で、コメディタッチで作っています。韓国の方々は、感情豊かに作品を観てくださるので、嬉しく思います。この映画は去年の9月に作ろうという話が出され、今年の2月までの5ヶ月間の最短で制作しました。どうして最短で作ったかというと、昨今の日本の医療問題に危機を感じ、その問題を日本で取り上げ作り、発信したいと思ったからです。」と、映画制作の経緯を述べた。
(間瀬)「まず『チーム・バチスタの栄光』を作りました。それがこのシリーズの第1作目にあたります。そして本当は原作で第2作にあたる作品で「ナイチンゲールの沈黙」があります。この話というのが、子供が実の親をばらばらに解体するというものがありました。実は私は血が大の苦手です。このファンタスティック映画祭という場でいうのも気が引けるのですが…(笑)。ですから、それを飛ばし原作の第3作目の『ジェネラル・ルージュの凱旋』を、続く2作目として取り上げました。この作品では、『白い巨塔』の病院の派閥に焦点を合わせるより、軽いタッチの映画を作りたいと思いました。第2作目は、1から映像集団で制作したので、1作目よりかは映画として成り立っていると思い、自信があります。」と、作風に関し述べた。
(間瀬)「皆様により多く観てもらうことで、次になります。韓国の皆様の声によって、上映に繋がればいいと思っています。韓国の方々のために、是非とも3作目を制作することが出来ればいいなと思います。」と、舞台挨拶を終了した。
(Report:大倉真理子)