今年で6回目を迎える「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2009」、本日7月10日(金)より SKIPシティにてオープニングセレモニーが行われた。当映画祭は2009年7月10日(金)から20日(月・祝)の11日開催され、昨年度より2日開催期間が長く、よりグレードアップした内容となっている。今回の映画祭では長編部門で77の国と地域から723作品。又短編部門で281作品、合わせて1004作品に上り、これまでの最多の応募となった。

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2009実行委員会会長である埼玉県知事;上田清司氏のビデオメッセージにて、
「2004年に初めてデジタルシネマに焦点を当てた映画祭であり、今年で6回目を迎えた。開催以来、今年の応募作品は1000本を超えた。各国多彩な映像表現に溢れ、見応えを感じる作品ばかりであり、より多くの方々に作品を観て頂きた い。」と挨拶をした。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2009実行委員会副会長である、川口市長;岡村幸四郎氏は、
「今回の映画祭では、長編部門において国内のクリエイターが躍進するチャンスを拡大するため、海外と国内2つのカテゴリーにわけてノミネートする事としたほか、最も優れた国内作品に対する【SKIPシティアワード】を新設し、日本を代表とする映画祭にはばたくよう、心から願いたい。今回は2日期間を延ばして、周囲の人により多く楽しんでもらいたい」と、映画祭への意気込みを語った。
総合プロデューサーである八木信忠氏は、
「今回新設した【SKIPシティアワード】では、日本人監督がさらに育って行って欲しいという願いからである。ある定めた期間内に様々な施設や資財を提供し、援助して行きたいと思っている。そんな監督方のその後の、素晴らしい作品を期待している。」との挨拶をした。

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2009ディレクターである瀧沢裕二氏により、今回の映画祭で上映される作品及び、審査員が紹介された。
長編部門国際審査員は、山本又一朗、イン=アー・リー、オウロー・セウンケ、ポール・ラファエル、春名慶の5名。短編部門審査員は、桝井省志、ジョン・ウィリアムズ、相原裕美、まつかわゆまの4名である。

厳選な審査を経て選出された短編部門・長編部門はどの作品も注目の1作であり、豪華作品に恵まれた11日間が本日から開幕となった。

(Report:大倉真理子)