人気アニメ『それいけ!アンパンマン』の劇場版21作目となる『それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星』の初日舞台あいさつが4日、東京・シネマート新宿にて行われた。今年で90歳になる原作者のやなせたかしさんはじめ、声優初挑戦となるスザンヌさん、そして新山千春さん、新山さんの愛娘 小春ちゃん、そして原口あきまささんが登壇した。

やなせさんの恒例の歌で始まった初日舞台挨拶。声優初挑戦となるスザンヌさんは、「アンパンマンの映画の声優のお話を頂いた時は、飛びあがる程嬉しくて、家族で出演できる事に更に嬉しかったです。でもいざ本番になると、緊張してしまったのですが、出来上がって将来、私がお母さんになった時に子どもに自慢できるような作品になりました。」と喜びを語った。

また、同時上映作『ばいきんまんVSバイキンマン!?』で小春ちゃんと親子でゲスト声優を務めた新山さんは「アンパンマンの劇場版に出演するのが本当に夢だったので、ママになって出演できて本当にうれしい。」と笑顔で話してくれた。小春ちゃんも「(出演できて)楽しかったです。」と話してくれた。アンパンマンの中で誰が好きかと尋ねられると、「アンパンマン好きです。」と語り、”どうして??”と聞かれると「アンパンマン好きなんです・・・。」と一生懸命言う姿に会場は、和やかムード。将来について聞かれると、「お相撲さんになりたいです!!・・・・・頑張ります!。」と意外??な宣言を聞ける事となった。

”だだんだん”の声優を担当した原口さんは、やなせさんのお気に入りのキャラクターを担当するだけあって、かなりのプレッシャーを感じたとか。「人を見て真似て人の声を聞いてモノマネをやるので、声優は声が入ってないものに吹き込むわけですから、”だだんだん”で喜怒哀楽を表現をするのは難しかったです。けれどもすごい楽しかったです。」と語ってくれた。

最後に七夕が間近に迫っている事もあり、登壇者たちは一足早く七夕の短冊に願いごとを書き入れ、やなせさんは「アンパンマン もうすぐディズニーもおいこすぜ!」と“ディズニー越え”を宣言!。

『それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星』同時上映『ばいきんまん VS バイキンマン!?』7月4日(土)銀座テアトルシネマ他夏休みロードショー

(Report:長島美秋)