さよなら私たち人生の終わりにとても短い恋をしたの—大人になったあなたに贈る、珠玉の愛のものがたり。西原理恵子原作<絶対泣ける本>第1位の実写映画化『いけちゃんとぼく』が初日を迎え、角川シネマ新宿にて初日舞台挨拶を行った。原作者西原理恵子、大岡俊彦監督、深澤嵐、ともさかりえ、萩原聖人、モト冬樹、蓮佛美沙子が登壇した。
深澤は「色んな声の変化を使い分けていて、すごい人だなぁと思いました。いい勉強になりました。」とアフレコを共にした蒼井優について語った。よしおの母親役を演じたともさかりえは、「今まで自分の子供と重ね合わせることはなかったんですが、自分の息子もよしおのように傷ついて大きくなっていくのだろうなぁとセンチな気分になりました」と話した。
一方、場内を笑いで沸かしたのが、カンフーの達人清じい役を演じたモト冬樹。「髭は本物です。髭を生やすより毛を生やせって言われました(笑)。ワイヤーアクションは老人虐待ですよね(笑)。ですが、本当に空手の達人に見えてくるんですよね。」

深澤
「皆さん来て下さりありがとうございます。この映画は去年の夏に西原さんの出身地高知県で撮りました。
僕は殴られっぱなしですが、みんな仲良く撮影出来ました。皆さんぜひ宣伝して下さい。」

ともさかりえ
「この作品を観てご家族やお友達にたくさんに気持ちを伝えていただき、二度三度と劇場に足を運んでくだされば嬉しいです。」

萩原聖人
「色々な作品と公開初日がかぶっている中で、地味で一番面白い映画を選んでくださりありがとうございました(笑)。去年の夏頑張った主役の子供たちに惜しみない拍手を送っていただければ嬉しいです。」

モト冬樹
「高知が暑すぎて、禿げちゃうかと思いました(笑)。こんな素晴らしい作品ができ、たくさんの方に観ていただきたいです。」

蓮佛
「この作品は子供たちがきらきら輝いていて監督独特の温かさがつまった作品だと思います。誰かと一緒に観ていただけたらと思います。」

西原
「まさか息子の書いたランドセルの落書きが映画になるとは思わなかったです。もうちょっとちゃんとしっかり書いとくべきだったかなぁって思いました(笑)。これは私にとって初の恋愛漫画です。皆さん観ていただきありがとうございました。」

大岡監督
「僕はこの映画でデビューしたんですが、昨日眠れなくて、誰も居なかったらどうしようって心配でした(笑)。この日を迎えられてよかったです。皆さん来ていただきありがとうございました。」

(Report:竹尾有美子)