監督した長編映画はわずか”3作”。その3作品『リトルダンサー』『めぐりあう時間たち』『愛を読むひと』は、すべてアカデミー賞監督賞にノミネートされ、主演の女優達にもアカデミー賞主演女優賞をもたらした。演劇界においても現在は、『リトルダンサー』のミュージカル作品において最多記録となる2009年トニー賞13部門15ノミネート、最多10部門にて受賞の快挙をなしとげた!!
そんな監督スティーブンダルドリーが来日し、10日ウエスティンホテルにて来日記者会見を行った。
〜挨拶〜
「東京に戻ってこられて大変嬉しく思っています。前回訪れた時は随分前で・・・この作品で東京に戻ってこれたのを大変嬉しく思います。」

Q:トニー賞を受賞していかがですか??。

A:本当にうれしくて仕方がなくて、特に『Billy Elliot The Musical』・邦題『リトルダンサー』でしたけれども、ブロードウエー版で受賞したわけですが、このストーリー自体は10年の時間を共にしているストーリでありますし、また若い役者がたくさんフィーチャーされる作品でしたし、今回でもトニー賞俳優部門で、史上最少年齢となってる所が特に嬉しいです。

Q:見事ケイト・ウインスレットさんが主演女優賞を受賞した作品『愛を読むひと』の原作となった『朗読者』映画化しようと思った理由は??

A:原作を友人に送って貰ったのがきっかけです。1回で読み尽してしまって、大変心に強い印象を残し、非常に映画にしたい気持ちになった。ただ、少し映画関係者の人に説得するのに時間がかかってしまった。

質問の中には、原作者がエキストラでどのシーンに出ているのかと聞かれる場面も。是非見る方は探してみては??。

6月19日(金)TOHOシネマズ スカラ座にて全国ロードショー!