6月13日より公開のドキュメンタリー映画『精神』が上智大学国際教養学部の主催で特別講義を行った。
上映前に想田和弘監督から、ここまでの海外での評価などを伝え、上映後には、学生と特別講義のティーチンを行った。

今回は、上智大学で一般外国語教育センター講師をつとめ、日本の「ひきこもり」に関する人類学的研究を行ってきた堀口佐知子氏が本作に感銘を受け、本作によって「医療人類学」を学ぶ学生が普段みることのない精神治療の生の現場を見て、現場を知り、心の病へのまなzぁしを見直すことができるのではないかと実現したものです。

会場では、上智大学国際教養学部とあって、外国から来ている学生も多く、予定時間をオーバーし、終了後もロビーにいた監督に学生が沢山列を作り、各自の感想をお話されていました。

すでに世界中の映画祭を回ってきた監督にとって話題は絶えず、ついに日本の中でも熱いメッセージが集まっています。
いま、mixiのコミュニティでも『精神』の話題が日々届いています。
今週末より公開、初日は、監督と共に映画の舞台となっている「こらーる岡山」代表の山本昌知医師なども参加します。上映後は、イメージフォーラム近隣の公園で、公開行き方相談も開催します。
生の監督と山本昌知医師の声を聞きませんか?

(Report:Yasuhiro Togawa)