6月8日(月)13:00〜に大阪の中央電気倶楽部におきまして、7月4日(土)公開される映画『蟹工船』の記者会見を開催いたしました。

ある書店の一枚のPOPから始まり、あらゆるメディアにとりあげられ、昨年末流行語大賞のTOP10入りを果たすなど、時代を超えて再び脚光を浴びた『蟹工船』が、80年の時を経て、現代の日本に呼びかける≪メッセージ≫としてここに蘇りました。
脚本・監督は、各国の映画祭で注目を集める異才SABU。主演の虐げられる労働者役に松田龍平、労働者たちを酷使する鬼監督役には西島秀俊を迎え、全世界を視野に入れた公開を目指します。今回大阪の記者会見は、SABU監督、松田龍平、そして映画初出演のTKOが揃いました!

●日程:6月8日(月)13:00〜
●場所:中央電気倶楽部 西館2F 214号室
●登壇者:SABU監督、松田龍平、木下隆行(TKO)、木本武宏(TKO)

現在、映画「蟹工船」は全国キャンペーン中で、大阪の記者会見には、上記のキャストが登壇した。
SABU監督「現場からスゴいキツかった。マスコミ試写が毎回満席になり、20〜30人を 毎回帰さねばならないほど盛況。これは良い方向にしか行ってない。これはイケるぞ、という手ごたえを感じています。」と自信のコメント。
松田「過酷な状況の中で、自分自身もすごく前向きになれました。 映画もパワーがあり、みなさんも楽しんでいただけるのではないでしょうか」と本作品をアピールした。
また、今回の「蟹工船」が映画初出演となり、SABU監督いわく、苦労顔が出演の決め手となったTKOは、
TKO木下「なんでお笑い芸人が?と。これはドッキリやな、と。どっかに穴があるんちゃうか?パイを投げられるんじゃないか?と思いました。18年、東京進出5年目、地道にがんばって良かったって思います。今までの苦労が実りつつあるんちゃうか?と、過去の苦労した感じが、リアルな行動として出ていると思います。」
また、昔の映画は見たかという質問に対して、松田は、「映画は見ませんでした。今回いただいた台本が全てで、大切と思ってました。」と新解釈をアピールした。
TKOは、今後も役者として活動されますか?という質問に、TKO木本「松田さんが映画のオファーを受けるときは、「TKOと一緒じゃなきゃヤダって」って言ってほしいです」と役者として前向きな姿勢をあらわにしながら会場を笑わせた。
最後にSABU監督から、「いい言葉をたくさんつかってます。子供たちにも、困ったら『蟹工船』を 観ろ!と言える出来です。年齢関係なく楽しめると思います。ぜひ、みなさんの言葉で、記事を書いてください。」と映画『蟹工船』が年齢問わず楽しめる映画だとアピールした。