俳優の石黒賢、清水美沙が、6日、都内で映画「ジャイブ 海風に吹かれて」の初日舞台あいさつを行った。
 監督はピンク四天王のひとりとして数々の話題作を発表しているサトウトシキ。石黒賢、清水美沙、上原多香子など豪華キャストが出演。
東京でIT企業を経営する哲郎(石黒賢)が、北海道に帰省し、高校で同級生だった由紀(清水美沙)に再会する。そして、ヨットで無寄港北海道一周をするという20年前当時の夢を思い出し、チャレンジ精神に火をつける。忘れかけていたあの日の自分に出会える大人の青春映画。

【舞台挨拶】
—初日を迎えていかがですか?−
サトウトシキ監督・・・「本当に嬉しいです。みなさんのおかげで初日が迎えられたと思っています。感謝しています。」
石黒賢・・・「劇場に足を運んでくださってありがとうございます。このように舞台に立つと、ついこの間、撮影したように感じます。」
清水美沙・・・「初日を無事に迎えられて嬉しいです。壮大な北海道の大地の中で演じ、自然に負けないように精魂こめて演技しました。」

—観客へのメッセージ—
サトウトシキ監督・・・「舞台は北海道の短い夏。いろいろな表情を織りなす大自然の中で、ふたりの俳優さんに、泣いたり、笑ったり、怒ったり、喜んだり、さまざまな表情を見せていただきました。全身で北海道を感じ取って欲しいです。」
石黒賢・・・「ある程度の年齢になると、一時停止して、ふと自分を振り返るときがあります。自分の人生、スイッチは自分の中にあるんだと感じられる作品です。また、変わりやすい天候の中で、CGなしの、ダイナミックなヨットシーンが撮れました。様々な海の表情、北海道のすばらしい大自然をお楽しみください。」
清水美沙・・・「映画は、人に勇気や生きる糧を与えるパワーがあると考えています。この作品も、きっと、心の支えになる何かがあると思います。勇気を持って、大事な命、人、自然を愛し生きていくことの大切さが伝わるといいなと思います。」