『のんちゃんのり弁』。同名の人気コミックを原作に、ダメ夫と別居した女性・小巻が、故郷の下町で娘とともに、たくましく生きていく姿を描いた奮闘記が、映画になった。映画『のんちゃんのり弁』の完成披露試写会が2日、スペースFS汐留にて行われ、主演の小西真奈美はじめ、娘役の佐々木りお、そして緒方明監督が舞台あいさつを行った。

最初は、小西さんと監督で登場。初めての母親役を体当たりで演じた、小西さんは胸元があいたセクシーでシックなドレスで登場。

・作品に対し、「生身の人間を感じれるいい作品になっています。」と挨拶。監督も「小西さんと仕事ができて幸せです。楽しんで下さい。」と喜びを語った。
・そして演じてみて小西さんは「演じていくうちに“人間くさい”小巻を好きになっていました。人として奮闘しながら、必死に生きる姿を演じて『人ってこうやって生きていくんだ』と実感した」と不器用で喜怒哀楽の激しいヒロイン像」を語ってくれた。小西さんに対し監督は「小西さんはスッとしたモデルのようで、突っ込んだらいろいろ出てきて、楽しんでやりました。」と小西さんを絶賛。

舞台挨拶中盤には、娘役りおちゃんも登場。サプライズで小西さんに、手紙を書いてくる一幕も。”小巻ママへ”ではじまり、いっしょにかけっこした事や台詞練習した事などに感謝を述べた手紙をりおちゃんが読み上げ、それを聞いていた小西さんは予期していなかった事だけに「聞いて・・・ありがとう。感動しました。」と言葉を詰まらせながらも感謝を述べていた。

そんなりおちゃんは、200人の候補者から決めた子。決め手はどうやら”食べっぷり”。オーディションは”お弁当を食べる”課題があったようなのだが、最近の子は箸を使えなく、手で食べてしまう子までいた。でも、りおちゃんは、NGなしだった。と監督は明かしてくれた。
とてもほのぼのとした舞台挨拶となったのである。

9月26日(土)より、有楽町スバル座ほか全国公開♪

(Report:長島美秋)