日本で生まれた傑作アクションホラーアニメ『BLOOD THE LAST VAMPIRE』を実写化した『ラスト・ブラッド』のワールドプレミアが27日Shibuya-axにて行われ、主演のチョン・ジヒョン・小雪はじめ倉田保昭、『BLOOD THE LAST VAMPIRE』の製作会社Production I.Gの社長、石川光久氏が登壇した。

人類の命運をかけて戦う少女”サヤ”を演じるのは、アクション映画が初となる”チョン・ジヒョン”。彼女は撮影中の思い出について「私にとって初アクションだっただけにトレーニングがとても大変でした。雨に濡れながら戦うシーンが私はとても好きなシーンですが、撮るのに1ヶ月、制服の下に下着やスエットなどを着ていたので大変でした。」と吐露する場面も。
サヤの宿敵”オニゲン”演じる 小雪。彼女は演じたキャラクターについて、「私が演じた役はオリジナル版にはないキャラクター。そして”彼女のキー”となる存在であり、“絶対的に強くて美しい”という役なので、どのような姿勢で演じればよいのか考えていました。」と撮影を振り返っていた。
そんな小雪さんに対し、チョン・ジヒョンは会えるのを楽しみにしていたらしく、「小雪さんが参加すると聞き、とても嬉しく日本の女優さんがどう現場で過ごすのか、どのように役作りをして演技をするのかなどと興味がありました。女性として”どんな女性なのか知りたい!!”と思わせてくださる方はそう多くありません」と小雪を絶賛。小雪は照れながらも「彼女は愛らしく、見る人を一瞬で引き込まれるような魅力がある」と褒めかえしていた。2人ともとても仲が良さそうで、チョン・ジヒョンは「また是非共演したいので、どなたか映画関係者の方がいらしたら声をかけてください」とアピールしていた。
また共演したい日本の男優さんに聞かれると、しばらく考えながらも・・・「日本にはハンサムな俳優さんがいっぱいいますが、木村拓哉・・・オダギリジョーさんなど、日本には素晴らしい俳優さんがたくさんいますよね。これからもいろんな国の人たちが一つになって共感していけたら素敵です」と、多国籍の映画作りに期待を見せた。

16世紀から400年に渡って続いてきた人間と“オニ”と呼ばれる吸血鬼たちの戦いを描くこの映画は、5月29日(金)より世界最速全国ロードショー!!

(Report:長島美秋)