世代を超え、幾度となくリメイクされてきた“近松門左衛門の代名詞”とも言える浄瑠璃
「女殺油地獄」。大胆解釈の元、新世紀に蘇る!

主演・小菊に抜擢されたのは、有名女優やタレントを輩出している元日テレジェニックの藤川のぞみ。その小悪魔的なルックスと天真爛漫な佇まいで不動の人気を得る彼女が、女優としての新たな魅力を余すことなく発揮。本格的な女優デビューを果たすべく、日テレジェニック史上初となるオールヌードに本作で初挑戦し、女郎役を熱演。時に繊細、時に激しい体当たりの演技で、圧倒的な存在感を見せつける。
監督は、俳優・作家・舞台演出・映画監督として数々の作品を生み出す鬼才、坂上忍。本作では脚本も務め、その非凡な視点で原作を大胆解釈。女の性に焦点を当て、妖しくも切ない独特の作品に仕上げている。過去に五社英雄、和田勉など名立たる監督にメガホンを取らせ、松田優作、小川知子、樋口可南子、堤真一、藤谷美和子などの名優が挑み、多くの人を魅了し続け、何度となくリメイクされてきた近松門左衛門原作の「女殺油地獄」。今、新たな才能が古典の名作と融合し、時代劇の新境地が幕を開ける!!

伝説のセミヌード記者会見から劇場への問い合わせが殺到していた本作。
アップリンクXにはレイトショーにも関わらず、100名以上のお客様が押し寄せ、入場制限を行う事態になりました!!
初日挨拶には主演の藤川さんの他山田さんと安田さんが登壇し、暴露大会へ・・・とても和気あいあいとした舞台挨拶となりました。

藤川「坂上監督からは毎日怒鳴られ続けました。裸一貫で頑張った作品を皆さんがどう受け止められるのか楽しみです。エロスももちろんですが、照明や景色もとてもキレイなので、作品全体を観てほしいです。この作品は1回観ただけでは気付きにくい、命がけの愛とか女のいやらしいところとか嫌なところとかがあるので、何回も観てほしいと思います。」
山田「監督自身も役者さんなので、逃げられないし、こちらも逃げちゃいけないと思い、いつもぶつかり合っていました。原作の解釈とは違った、また新しい作品になっています。それぞれの登場人物の必死さがより伝わると思います。」
安田「寒いし、監督には怒られるし、毎日いっぱいいっぱいだったので、何も覚えていません(笑)藤川さんのヌードは週刊誌で初めて見ました。」