若年性乳がんで亡くなった長島千恵さんの24年の人生を映画化した、『余命一ヶ月の花嫁』が公開日5月9日から観客動員数120万人を突破し、大ヒットを記念して5月24日に御礼舞台挨拶が日劇にて行われました。

登壇者:榮倉奈々、瑛太、廣木隆一監督

○5月11日付のぴあ満足度ランキングで見事第1位を獲得した、お気持ちはいかがでしょうか?

榮倉
「ありがたい気持ちと嬉しい気持ちもありますが、この作品に私が携われていることにまだ信じられないでいます。」
   
瑛太
「そうですね。ほんとに嬉しい気持ちでいっぱいです。コンビニに行ってぴあ満足度ランキングを見て、本棚の前で何度も見返しましたね(笑)。この作品に携われて幸せです。」

廣木監督
「ほんとに子どもが愛されて、独り立ち出来て、いい子だねと言われすごく嬉しいです。」

○身内の方の反応はいかがでしたか?

榮倉
「友達からメールが来て、恋人と映画を観てくれたそうで、さらに大切にしたいなって思ったよと言われ嬉しかったです。」
    
瑛太
「僕は普段地元の友達からは面白かったよと言う連絡をもらった事がなかったんですが、今回初めてたくさんの友達から連絡が来ました。母親は普段から作品を観てくれていますが、今回4回行ったよと言われてすごく嬉しかったです。」
   
廣木監督
「僕は今回姉に良く出来ましたと言われました(笑)。」

○舞台挨拶の前に千恵さんのお墓参りに行かれたと思いますが、どんなことを知恵さんにご報告されましたか?

榮倉
「映画が出来てから初めて行ったので、見守って下さってありがとうございましたと、映画はどうでしたか?と言うのと、まだ公開が続きますので、ぜひこれからもよろしくお願いしますとお
伝えしてきました。」

瑛太
「僕も色々とありがとうございましたと言う気持ちと、千恵さんが伝えたかったことが日本中のたくさんの人に伝わりましたよと言うことを伝えました。」

○初日舞台挨拶で瑛太さんから榮倉さんにお花のかんむりのプレゼントがありましたが、そのお返しとして榮倉さんから瑛太さんにプレゼントがあります。

(映画に出てくるパンダケーキの巨大版が運ばれる。何も知らなかった瑛太は突然の出来事にびっくり)

瑛太
「いやーすごいね。ありがとう。これは作ったの?」

榮倉
「はい作りました・・いや作ってないです(笑)。」

○気持ちを込めてこのプレゼントを?

榮倉
「こういう機会をかりるのはずるいですけど、お礼を言いたくて。役としても千恵さんを支えなくてはならなくて、大変だったと思いますし、そしてまた未熟な私を支えてくれて申し訳ない気持ちとありがたい気持ちで。本当に瑛太君と共演できてよかったで
す。」

瑛太
「千恵さんを演じるのはすごく大変だったと思います。この役を日本で演じ切れる女優さんは榮倉さんしかいないと思います。」

○最後に一言ずつお願いします。

廣木監督
「映画を観ていっぱい感じてもらえて嬉しいですし、これからもこの映画をみんなが育てて愛してくれると嬉しいです。」

瑛太
「千恵さんのメッセージ、太郎さん、貞士さんの思いが僕に伝わって、そして公開されたことで日本全国の皆さんにも繋がって行ったと思います。今日来てくださった方々、スタッフ、榮倉さんありがとうございます。この作品に携われたことが僕の俳優人生の中で大きな意味を持つものになりました。そして最後に長島千恵さんありがとう。」
 
榮倉
「100万人以上の人の心を動かしたことは素晴らしいことだし、それに携われたのことに感謝で、ありがとう千恵さんと言う気持ちです。まだ公開が始まったばかりなので、これからどんどん気持ちのバトンタッチが全国に繋がるといいなと思います。これからもよろしくお願いします。」
    

(Report:竹尾有美子)