映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』製作現場記者会見
5月14日(木)に現在撮影中の映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』の製作現場記者会見を、東宝スタジオにて行いました。舞台となる’ブラック会社’(問題企業)・黒井システム株式会社のオフィスのセットに、小池徹平さん、田辺誠一さん、品川祐さん、マイコさん、田中圭さん、池田鉄洋さん、中村靖日さん、千葉雅子さんなど、超個性派揃いのキャスト8名と、『キサラギ』の佐藤祐市監督が登場、’ブラック’な雰囲気とは程遠い、終始笑いが絶えない楽しい会見となりました。本作は、今年夏完成、冬公開を予定しております。最高に笑って泣ける21世紀型ワーキング・エンタテインメントの誕生にご期待ください!
【日程】5月14日(木)12:00〜
【場所】東宝スタジオ
【登壇者コメント】
●佐藤祐市監督
限界と戦いながら日々撮影していますが、キャストの方々が仲良くしていただけることに、とても救われています。小池くん演じるマ男(まおとこ)が、数々のイジメなどに耐え抜いて、自分でどういう結論を出すのかが物語の大きな流れです。小池くんとは昔から仕事をしているので、彼の新しい面を出しつつ、知っているからこそ言える僕のわがままを試させてもらっています。
●小池徹平
ニートから社会人を演じるというのは初めての挑戦で、悩みました。スーツを着ることはありますが、サラリーマン役はほとんどなかったので、子供っぽく見られたくないという思いがありました。しかし、物語がニートから社会人への成長物語ということで、すんなり役に入れました。今まで限界だ!と思ったことは受験勉強でしょうか。現場でこの人はブラックだ!と思う人はいませんが、監督が笑顔でキツイことを言います(笑)。
●田辺誠一
ほぼこの(黒井システムのセットの)ワンシチュエーションで撮っているので、みっちりとつまった映画になると思います。限界だったことは、高校のボート部での練習です。小池くんに実はブラックな一面があるのかと思っていましたが、やはりありませんでした(笑)。
●品川祐
一人だけ俳優ではない芸人ということで、こびへつらいながらやっております。自分が監督やったことあるからとか、考えたことはなく、素直にキャストさんの演技、監督の撮り方に感心しています。限界だったことは、この映画の本読みで遅刻したこと。しかもウンコを我慢していてパンツにウンコがついた。その後のお払いでウンコを払いつつ、でもこれで作品に’運’がついたかなと!
●マイコ
とても楽しい現場です。’ブラック会社’と言われてますが、こういう会社があったら働きたいと思ってしまうくらい、幸せです。
●田中圭
あったかい現場ですんなり入って行けました。個性的なキャスト・キャラばかりで、いい感じの映画になっています。
●池田鉄洋
ドラマ「医龍」でも小池くんをいじめましたが、今回は小池くんがかなりMっぷりを発揮しています。普段は僕がMで小池くんがSですが。
●中村靖日
病弱な役なので、いつもスタッフから心配されていますが、楽しくやれています。楽しい現場なので、素敵な映画になるはずです。
●千葉雅子
小池さんの誠実さにジーンときながら、日々イジメています。まもなく撮影が終わるので、団塊世代の退職間近のお父さんのような気分です。