17歳の主人公・マイク・オドアネルは、若く、恋に燃え、自分はあらゆる答えを持っている、と思っている。だが問題は、彼には質問が何かさえわからないことだった。そして数年後、彼はもう一度やり直せたらと願う。

本作の主演を務めたのは、ザック・エフロン。11歳から演技をはじめいくつかのTVドラマに出演した後、2006年の『ハイスクール・ミュージカル』で主役のトロイ・ボルトンを演じ翌年の続編も大ヒットを記録した実力派である。本日、映画『セブンティーン・アゲイン』のザック・エフロン来日記者会見が2009年5月14日グランドハイアット東京にて行われた。

Q:本作を通して、チャレンジになったことは何でしょうか?
(ザック)「それは、37歳の心理になって、例えば、子供がいるとか、子供を慰めたり、コーチしたりについて、いかに演じるかということ。もう1つは、今回の出演者は即興好きの人が多かったので、即興演技に慣れるのが大変だったこと。」

Q:本作ではヒップな格好など様々な格好をしてらっしゃいましたが、どのような格好がお好きでしょうか?
(ザック)「見てのとおり、(今日の格好)こういうのが着心地がいいので、好き。」

Q:1つだけやり直せることがあるとしたら、ザックさんはどんなことをやり直したいでしょうか?
(ザック)「それは、今回の引き受けた最大の理由でもある。毎日、「昔に戻れたら…」ということは誰でも考えることだと思う。僕は今までした大きいことより、小さなことを変えたいと思う。大きなことというのは自分になにかしが大きな意味を与えていると思うから。小さいことというのは、例えば、テストでAをとるとか、しゃべれなかったクラスの可愛い女の子と話せば良かったとか、昔参加したプロムできたタキシードを変えればよかったとか(笑)」

Q:全世界に多くのおば様のザックさんファンがいるかと思いますが、ザックさんにとってドキドキさせられる女の人の歳はいくつまで大丈夫でしょうか?
(ザック)「年齢は関係ない(笑)。タイプの女性は、ユーモアのセンスがある人。最初に見る時の微笑みは大切。」

Q:どんな30台になりたいでしょうか?
(ザック)「大勢の魅力的な30台の俳優さんはとても多い。彼らに共通することは、チャレンジ的な役を演じることが多い。なので、意外性のある俳優になりたいと思う。」

Q:ブロードウェイにはご興味はおありでしょうか?
(ザック)「それは、もちろん。僕はもともと舞台出身なので、ぜひとも舞台に戻りたいと思う。」

Q:世界にはザックのようになりたいと憧れる多くのティーンエイジャーがいますが、そんな彼らにメッセージをお願いします。
(ザック)「僕もそうであったけれども、場数を踏むこと。自分の近くのコミュニティーシアターのような場所に積極的に行くべき。僕は町に関わっていた全ての舞台に出てみたりした。それはなぜかというと、舞台をやることで、色々な多くの人があって1つの作品があるということがわかるから。ただ1人で演技をしているのではなく、大勢の人が関わって初めて1つの作品が出来るということが非常に肌に感じることが出来ると思うので。」

Q:あなたにとって家族とはどのような存在でしょうか?
(ザック)「僕にとって【すべて】。何でも率直に言ってくれるので、毎日彼らの意見を聞きます。僕の父と弟はすごく頭が良い。」

(Report:大倉真理子)