そのボールは「天使」or「悪魔」?
WBCで日本を優勝に導いた原監督ともご対面!

因縁のカード「巨人VS中日戦」 始球式にトム・ハンクス&ロン・ハワード&ブライアン・グレイザーが登場
ダ・ヴィンチの名画に隠された謎が、世界的大ブームを巻き起こした『ダ・ヴィンチ・コード』。その続編 『天使と悪魔』がついに映画化。5月15日(金)の全世界同時公開に先立ち、主演のトム・ハンクス(52)をはじめとするキャスト・スタッフが来日しました。そして大の野球ファンであるトム・ハンクスが念願の始球式に登場!ピッチャーはアカデミー賞俳優トム・ハンクス、キャッチャーはなんとこちらも名匠ロン・ハワード監督(55)、『スプラッシュ』(’84)以来4度のコンビを組んだふたりが息の合ったピッチングをみせました。そして人気ドラマ「24-TWENTY FOUR-」のヒットメイカーとしても知られるブライアン・グレイザー(57歳/製作)も巨人軍のマスコットであるジャビットと息子のトマス君とで手をつないで登場。親子でボールボーイを務めました。対するバッターは今打率絶好調の巨人坂本。「直球、ど真ん中ストライクを狙う!」と言っていたトム。大歓声との中、・・・なんとワイルドボール!過去に4度の名作ヒット作を送り出してきた監督&スターコンビもマウンド上では、名コンビとはいかなかったが、一同、心から始球式を楽しんだようで、和やかな笑顔を振りまきながら、グランドを後にしました。

WBC優勝監督  名匠原監督とも対面!
始球式前には、WBCで日本を優勝に導いた名匠、原監督と対面。「お会いできて光栄です。」と原監督、トム・ハンクス、ロン・ハワード、ブライアン・グレイザーは互いに握手で挨拶を交わすと、トムは「戦え!ジャイアンツ」と日本語で連呼して首位を驀進中のジャイアンツをさらに勢いづけるトムらしいエールを贈っていました。
原監督は、自身の背番号である「背番号88」と入ったユニフォームとキャップを、トム・ハンクスは「天使と悪魔」のロゴ入りキャップをお互いにプレゼント。原監督が「天使と悪魔」のロゴ入りキャップをかぶると、ロン・ハワード監督が「よくお似合いですよ」と褒めていました。
また原監督自身、トム・ハンクスの大ファンで映画「グリーン・マイル」をはじめ、彼の作品はほとんど観ているとコメント。トムは「なんで引退したのですか?」と原監督に尋ねると、「ずっと現役をやっていましたが、もう引退して十年になりますよ(笑)」と答え、トムは原監督の年齢を尋ね、「僕は52歳だよ、まだまだ大丈夫じゃないですか!」と互いに楽しげに語り合っていた。3年前に映画『ダ・ヴィンチ・コード』で来日した際は、多忙の中、千葉ロッテ マリーンズ戦を観戦したほどの野球好きで知られるトム・ハンクス。始球式後はロン・ハワード監督、ブライアン・グレイザー氏ら一同は時間の許す限り、試合観戦を楽しんでいました。

始球式を終えたトム・ハンクスのコメント
「ワイルドピッチングで残念でしたが、大勢の巨人と中日のファンの皆さんの前で投げられて光栄でした。」