現代版“こっくりさん”としてネットなどで話題を呼んでいる禁断の遊び“ひとりかくれんぼ”。その恐怖のブームは、2008年にオリジナルDVDを生み出し大ヒット。そして2009年、ジャパニーズホラーの再来ともいえる劇場版が登場する。
そして5月8日(金)に、アキバシアターで完成披露試写会が行われ、劇中衣装を着て、主演の川村ゆきえをはじめ、河北麻友子、碓井将大、Kagrra、山田雅史監督が登壇した。

〜作品について〜
(川村さん)「とても嬉しく、どんなのか楽しみであり、とても怖い物にしてやると意気込んでました。」
(河北さん)「自分自身怖がりで、ホラーも一人で見れないけど、キャストの皆さんと楽しくできた作品です。」
(碓井さん)「映画が好きなので、依頼がきてとても嬉しかった。役が暗い子だったので、元々自分はおしゃべりなんで、今日は明るくやっていきたいです!!」

〜役について〜
(川村さん)「教師という事に、勉強が苦手だった私で大丈夫かなと思ったけど、初主演でとても嬉しかったです。役作りは、普段”あたし”と言ってしまうので、”わたし”と言うように心がける事から始めました。」
そんな中河北さんは、撮影秘話を明かしてくれた。
(河北さん)「自分はあまりに怖がりすぎて、押入れに入るシーンがあるのですが、スタイリストに一緒に入って撮ってもらいました。閉めたら真っ暗になるんです。。。」と”5秒”ぐらいのシーンの苦労話に対し、観客は笑ってしまうのであった。
(碓井さん)「自分はしゃべりたがり屋なのですが、もちろん笑いが一切なく、セリフも少なく、”間が大切”だと監督に言われ、最初は何の事かよく分からなかったのですが、後で見て分かりました。」
(監督)「(碓井さんのコメントに対し)役作りとして、”間”を大事にする事で、ぎこちない会話、不穏な空気を生み出した。」と教えてくれた。

〜裏話〜
(川村さん)「河北さんが来たら、10人ぐらい増えたように明るくなった。急に歌うとか言い出したりしてね(笑)。」河北さんは、川村さんの話にはにかんでいた。
(碓井さん)「河北さんと、UFOキャッチャーのシーンで、クレーンで取るなって言われているシーンだけに、じーっと見つめながらやっていたら、つい2回も取ってしまい、2回も撮り直しました。」と暴露。ちなみにその2回取った商品は河北さんが大事にとっているそうである。監督は、2人が幼馴染の設定だけに、温かく見守っていたそうだ。

〜主題歌のテーマについて〜
(Kagrra)「読んで字の如く、暗く、”何もなくなった世界が怖い”といったようなテーマをにして作りました。」
(監督)「”葬る”など、そういった語が作品に通ずるなと感じました。」

〜観る人達へ〜
(川村さん)「最初からドキドキしっぱなしでしょうが、家ではやらないで下さい。楽しんでいって下さい。」
(河北さん)「怖がって、楽しんでいって下さい。」
(碓井さん)「とても怖いので、一人で見て楽しんでください。」

そんな和気あいあいと作られた作品・・・劇場でどんなホラーに仕上がっているのだろうか?
予告編でびびらないように。。。

5月23日(土)シアターN渋谷にて、ゲームが開始される。