古の都・京都で千年続く摩訶不思議な祭…その名もホルモー!!
昨年1月にフジテレビ系にて放送された「鹿男あをによし」の万城目学のデビュー作が今春ついに映画化。
二浪して晴れて京大生となった山田孝之演じる安倍明はひょんなことから濱田岳演じる日本オタクの帰国子女、高村と一緒に「京大青竜会」という怪しげなサークルに入会するところから物語は始まる…。
それにちなんで今回、「鴨川ホルモー会」の新入生歓迎コンパと銘打った完成披露試写会が都内で行われた。

まず浴衣を着た8人の上回生が中盤赤ふんどし一丁になりながら「レナウン〜わんさか娘」のポップな曲に合わせて軽快に踊りを披露し、私達「新入生」は入会の儀の洗礼を受ける。実際に劇中でも男性出演者らが「全裸」で同じダンスを披露しているので要チェックである。
その後監督・出演者の計8名が登壇し、「レナウン〜わんさか娘」の撮影シーンを振り返る。
斉藤祥太・慶太兄弟からは「(先に撮影をしていた)上回生達のおしりが僕たちを熱くしてくれた。撮影でもないと全裸で踊れないので、風が抜けて気持ち良かった!」と大胆発言が飛び出し、男性出演者一同みな楽しんで撮影にのぞんだようだ。

また劇中多数登場するオニを操るためのオニ語。最も頻繁に登場する「ゲロンチョリー」という言葉…つまり「潰せ」の意であるが、出演者のゲロンチョリーなエピソードをそれぞれ発表してもらった。

山田:「2月のある日、気持ち良く飲んだ帰りのタクシーの運転手をゲロンチョリー!」
栗山:「花粉をゲロンチョリー!」
濱田:「普通の映画だと思って(完成披露試写会を)観に来た人をゲロンチョリー!」
石田:「鼻血をゲロンチョリー!」
斉藤祥:「(プロモーション中地方で新幹線の)切符をなくした自分をゲロンチョリー!」
斉藤慶:「蝿をゲロンチョリー!」
荒川:「自分の弱い心をゲロンチョリー!」
監督:「部下のせいにする上司をゲロンチョリー!」

こうして終始爆笑やら絶叫にも似た歓声につつまれたアホで楽しい新歓は終了。
先日沖縄映画祭でコメディー部門グランプリを受賞した本作の注目度は大!次はあなたが新入生になったつもりで劇場に足を運んでみよう!

(Report:峰松加奈)