3月23日、JCBホールにて映画”『クローズZERO II』のTHE BLACK PREMIERE II”と題したイベント
が行われた。軽快な和太鼓の音にのせて、小栗旬、山田孝之、三浦春馬、やべきょうすけ、黒木メ
イサ、高岡蒼甫、桐谷健太らキャスト総勢21名、そしてプロデューサーの山本又一朗、そして三池
崇史監督が登壇した。

舞台で多忙を極めてる主演の小栗さんは、ダークグレーのスーツで登場。作品に対し、「最高の映
画ができた。やり残した事はない。」と満足げに挨拶をした。司会者の「激しいアクションシーン
に備え、どんなトレーニングをしていたか?。」という質問に対し、“加圧トレーニング”を2日
に一回行って肉体を鍛えたという小栗さんは、「すっかり戻ってしまいました(笑)」と告白し、
笑いを取
っていた。

苦労したシーンについては、”仲間の為には、命を張れる伊崎瞬”を演じる高岡さんは、鳳仙高校
と戦うシーンが一番苦労したという。「見れば分かりますが、頭を丸めてる人がいっぱいいすぎて、
区別がつかなくて、次は誰を倒せばいいか分からなくなった。」と明かし、出演者の同意を得ながら
も、そのシーンを再現までしてくれた。

普段は音楽活動をしている、”鳳仙高校のトップに君臨しているリーダー鳴海大我”を演じる金子ノ
ブアキさんは、役のオファーが来た時は、「超強い役でびっくりした。汗流れっぱなしだった」と喜
びにあふれながら語ってくれた。

紅一点のロックシンガー逢沢ルカを演じる黒木さんは、「作品を見ててかっこいいし、うまいし、
ZEROの魅力は全部です」と、熱く語ってくれた。

大人気俳優が集結する作品だけあり、注目されていただけに、新たなクローズたちが参戦ホール内は
観客で埋め尽くされ、登場と共にすさまじい歓声が客席からわき起こっていた。客席には、取材に駆
けつけていたTBS安住アナウンサーもいた為、キャスト達数人に担がれ、舞台にあがり、トークする1
場面も。そして原作者の高橋ヒロシ氏もかけつけ、キャスト全員が客席に向かって手を振るなど大盛
り上がりのプレミアムイベントとなった。

最後に小栗さんは、これから映画を見る人達に対し、「前作とはまた違った面白さがあります。全国
に届くように『クローズゼロⅡ』を宜しくお願いします。」とのべた。

(Report:長島美秋)