日本一多芸な男、キム兄がついに長編映画に挑んだ!
題材は、実在の日本史上最大のニセ札偽造事件!

お金は神か、紙切れか。

お金がすべてのこの世知辛い世の中を風刺する、
“キム兄流” 痛快エンタテインメント・ムービーが誕生しました!
料理人、構成作家、芸人・・様々なジャンルで活躍する木村祐一。
今回映画界で長編監督に挑んだデビュー作の『ニセ札』が4/11(土)に公開となります。

2009年3月19日から22日(日)の4日間に渡って沖縄で開催されました話題の沖縄国際映画祭で、22日(日)「MIHAMA 7 PLEX +ONE スクリーン8」にて、YOSHIMOTO SPECIAL PRESENTATION部門のトリを務めて舞台挨拶付のプレミア上映が行われました。
会場前に敷かれたレッドカーペットの周りを大勢の観客が埋め尽くす中、リムジンから木村祐一監督、主演の倍賞美津子さん、インパルスの板倉俊之さんが登場。

Q—沖縄国際映画祭についてご感想は?

●監督:
素晴らしい国際的な映画祭で、上映されることを嬉しく思います。
18日から来てるのですが、ゴリに薦められるまま色々食べすぎて痛風もでてます。

●倍賞:
映画祭が沖縄で行われるのっていいなって思います。

●板倉:
忘れていたことを思い出しますよね…。日帰りなのが残念です。
服装もこの場にあってないってわかってます。すみません。

Q—映画『ニセ札』はお金にまつわる人間模様の話と思っていいですか?

●監督:
ジメジメした暗い犯罪ではなく、きっとイタズラ心に近いもので楽しんでやってしまったん
だろうなと思って作りました。主題歌を書き下ろしてくれたASKAさんも、観終わった後、
「痛快、痛快ばい!」といってくれました。

Q—撮影中のエピソードを教えて下さい。

●監督:
撮影中もありえない虹が見えたり、倍賞さんの足元を白い蛇が通ったり、撮影中断しそう
になった時に、偶然千円札を何故か拾って気を取り直したり、不思議な出来事が沢山ありました。
倍賞さんと板倉のからみも可愛い良い場面があります。

●板倉:
僕は倍賞さんと初対面で、いきなり抱きつくシーンを撮ったんです。凄く緊張しました。

●監督:
板倉の役は、陣内もいいかなーと思っていたんですけどね。やっぱり板倉にしてよかったです。
陣内にしたら今日ここに来れなかったですね(笑)そして今、この発言の後、記者さんたちの
ペンがものすごい走っていますね(笑)

Q—倍賞さんの今回の佐田かげ子さんという役は、観ていて色んな気持ちに一緒になれる、
凄くファンキーな女性ですね。

●倍賞:
“ファンキー”っていいわね!そう、ファンキーな女性だと思います。

Q—板倉さん、演じられて苦労された点は?

●板倉:
昔の車、ブレーキとかきかなくて運転が難しいオート3輪に乗る場面があって、、
ものすっごい細い道の上、倍賞さんが真横に歩く設定でかなり手に汗握りました。

Q—いつもオート三輪に乗ってるのかと思うほど、こなれてるように見えましたよ!

●板倉:
注目の場面ですね!

Q—最後に監督から一言お願いします。

●監督:
映画は素晴らしいものだと思います。この仕事を通じて喜びを伝えて行きたいです。
多くの人が希望を持って平和になってくれたらいいなと思います。