[場所]渋谷シネクイント
[登壇者]伊藤淳史、高良健吾、多部未華子、濱田岳、大森南朋、中村義洋監督

『アヒルと鴨のコインロッカー』の映画化最強タッグチ—ムが、帰って来た!。
誰にも聞かれなかった曲が時空を越えて、世界を救う!?伊坂幸太郎作品、映画化第2段として選ばれた作品『フィッシュスト—リー』が3月20日この度公開初日を迎える。

監督はじめ、濱田岳、多部未華子、伊藤淳史、高良健吾、大森南朋らによる舞台挨拶がシネクイントにておこなわれた。

音楽と物語が、密接に関わるこの作品で、伊藤さんは物語のキ—となる曲を歌うバンド”逆鱗”のリ—ダ—を演じる。担当はベ—ス。この事に対し、伊藤さんは台本を読んだ時に「絶対にやりたいと思った。」と熱い気持ちを語ってくれた。しかしベースを触った事もなかったので、「2ヶ月前から練習しました。持ち方を教わる所から始まり、最後はベ—スを自分で買いました。」と。

そんな伊藤さんに対し、「撮影中、リ—ダ—ぶりを発揮していた」と高良さんに褒められるまで成長していったようだ。そんな高良さんは、伊藤さんが率いるバンドのボ—カルを演じる。「カラオケで歌った事ぐらいしかなかった」と言いつつも、撮影が終わった後の逆鱗メンバーは音楽の会話に、夢中だったとエピソードを明かしてくれた。そんな逆鱗の曲はスクリーンを飛び出して、CDデビュー!!。斎藤和義がプロデュースしている所がまた逆鱗の魅力の1つである。

そんな2人を、というより逆鱗のメンバーを”仲間”のようで羨ましく思っていたのが、シ—ジャックに巻き込まれる女子高生役を演じる多部 未華子である。大人っぽさが溢れ出している春らしい、ワンピースで登場をした彼女は、撮影の苦労した点について、「撮影5日間のうち、2日間は船を動かしながらの撮影だったので、あまり苦労はなかった」という。そして観客に対し、「楽しんでいって下さい。」とPRしていた。そして隣に立っていた濱田さんに「濱田さんのシ—ンが可愛かった」と言うかわいらしい1場面も。隣に立っていた濱田さんは謙遜しつつも「この作品を道行く人など、色々な方に勧めて下さい。」とアピール。

最強タッグチームが再びとり組んだ作品からますます目が離せない。

(Report:長島美秋)