沖縄国際映画祭・ラインナップ記者会見
先日2/24(火)に、よしもと∞ホールにて、2009年3月19日から22日に開催される沖縄国際映画祭の作品ラインナップ発表記者会見を開催いたしました。
「Laugh & Peaceコンペティション作品」計8作品、「特別招待作品」計10作品
「YOSHIMTO SPECIAL PRESENTATION作品」計4作品のほか、「イベント上映プログラム」「ワークショップ・パネルディスカッションプログラム」が発表されました。
Laugh & Peaceをテーマに皆様に楽しんでいただける新しい映画祭を目指し、昨年10月に本映画祭の開催発表会見以後、関係各所に多大なるご尽力を頂き、大変素晴らしいプログラムを組むことができました。
この度は、ラインナップ発表と共に、今回初メガホンをとった吉本興業の芸人、板尾創路、木村祐一、ゴリ、品川祐が登壇し、それぞれの初監督作品に対してそれぞれの想いを語りました。
登壇者:板尾創路・木村祐一・ゴリ(ガレッジセール)・品川祐(品川庄司)
■それぞれの監督作品に対して一言ずつ。
品川祐:この度、「監督」を務めさせて頂きました品川です!
ゴリ:生まれ故郷の沖縄で、この素晴らしい映画祭に参加できることを誇りに思います。
木村祐一:
吉本の歴史がもうすぐ100年。その歴史に甘んじることなく新しいことにチャレンジしていく姿勢は素晴らしいと思います。この元年に立ち会えることはとても光栄です。
板尾創路:
おかげさまでいろんな作品に役者とし参加はしたが、映画祭に縁がなかった。
今回は自分の監督作品が出品されるということで、嬉しく思い今日は白いタキシードできました。
■ご自身の作品について
品川祐:原作のマンガはヤンキーものなんですけど、映画は青春モノとして老若男女受けいられる作品だと思いますね。
ゴリ(ガレッジセール):
自分が一番なじみ深い故郷、沖縄を舞台に選びました。
アメリカ軍の基地の街、米兵との触れ合い、ラブストーリーを描きたかったんです。
人々の助け合いの精神、家族の絆を描いたハートフルコメディに仕上がったと思います。今回は半分くらい英語字幕ついていますね。僕の英語は何言っているか分からないと思うので、字幕で判断して下さいね(笑)
木村祐一:
じめじめした犯罪ものを描きたいというより、楽しいものを作りたいという一心でしたね。
板尾創路:
子どもの頃から、スティーブン・マックイーンの『大脱走』とか好きでした。脱獄するシーンがある映画はいっぱいあるけれど、日本には脱獄映画があまりないですよね。今回は脱獄し甲斐のある作品になりましたね。
■国際映画祭に対する意気込みは?先輩の北野武さんや松本人志さんに対して対抗意識はありますか?
品川祐:対抗意識はないですね。国際映画祭に対するモチベーションとしては少しでもメディアに取り上げてもらえることですね。あとは、アジアの映画祭とかでも上映して頂けたら嬉しいですね。
ゴリ:沖縄でやること自体が嬉しいですね。沖縄に行きたくない人はいないですしね。楽しくないわけがないじゃないですか!早く始まってほしいと思います。
木村祐一:自分の作品が24時間上映されればいいですよね(笑)
芸人だって、他の奴らが芸をやっているとき、『滑れ!滑れ!』と思っているんですよ!。ましてや映画となったら、『俺のが一番や!』と思うのは当たり前なんです。
板尾創路:対抗意識は考えたことなかったです。