16歳の天才女優、成海璃子が初めてコメディに挑戦した最新主演作『罪とか罰とか』の舞台挨拶付きプレミア試写会を、10日(火)よみうりホールにて行いました。

いまいちイケテないグラビアアイドル、円城寺アヤメ(成海璃子)が、ひょんなことから“一日察署長”になり、コンビニ強盗事件の解決に乗り出す! どつかれ、はたかれ、体を張ってコメディエンヌの魅力を開花させた成海の新しい魅力満載の映画です!!

登壇者:成海璃子、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)、犬山イヌコ、オードリー(若林正恭・春日俊彰)

成海:脚本を読んだ時点では、どんな映像になるか全く想像出来ませんでした。リハーサルを何度も重ねたのが良かったです。楽しかったです。

KERA:コメディエンヌぽくないイメージの人を使いたかったのと、大人でもなく子供でもなく、その中間で揺れているくらいの人を使いたかったので、成海はすごく良いなと思いました。とても勘の良い子でした。

ここで本作のファンであり、TVスポットで初ナレーションを務めたオードリーがスペシャルゲストとして登場。
春日は「皆さん、本物の春日ですよ」と会場を沸かせた。大ファンだったKERAとは対称に、オードリーのことを知らなかった成海に、若林は「先ほど楽屋でご挨拶したときに、すんなり“知らないです”と言われました」と笑いを誘った。

オードリーの二人は映画について、
若林:「去年の元旦までTVで漫才を一回もやったことがなく、主人公アヤメのがけっぷちの状況と同じ様なことがあったのでとても共感しながら、大笑いしながら見てました」
春日:「春日は自分の出ている番組でしか笑わないけど、この映画は笑いました。この春日を笑わせるとは大した映画だ」と共に太鼓判を押した。
そして、オードリーより映画のヒット祈願として約2kgの特製逆チョコをプレゼントした。

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KERA:わりと神妙に始まるんですがコメディなので大丈夫です。コメディとはいえ、ニコニコなものではなくてちょっと変わったものです。変な映画に成海が出ています。それを楽しんでください。

成海:会話が進む中でおかしな方向に流れていったり、まじめに演じているんですけど、それ自体が間違っちゃってるというおかしな感じなんです。KERAさんの笑いにみんなでついていって、私自身それを楽しみながら演じられました。皆さんにも楽しんでいただきたいです。

犬山:KERAさんの言う様にまるで悪魔の様なおかしな映画です。悪魔に身をゆだねて、楽しんでください。

オードリー:非常に楽しい映画に仕上がりました。細かいところに遊びがあるので、2、3回観ても楽しめる映画なので、劇場でまたお会いしましょう。

オードリーのコメントにKERAや犬山から「まるで出演しているかの様なセリフだ」とツッコミが入るなど最後まで笑いの絶えないイベントとなった。
オードリーは『罪とか罰とか』で初の映画CMスポットナレーターを務めた。その爆笑CMは、2月21日からTBSテレビで限定オンエアされる。さらに裏バージョンスポットも作成しており、こちらは21日より公式HPでアップされる。