映画『劇場版 ピューと吹く!ジャガー 〜いま、吹きにゆきます〜』初日舞台挨拶に原作者&FROGMANらが登壇!
1月10日(土)より、全国TOHOシネマズ系にて公開されるフラッシュアニメ『ピューと吹く!ジャガー 〜いま、吹きにゆきます〜』の公開を記念して、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、スクリーン5にて舞台挨拶が開催されました。
当日は、残念ながら登壇することができなかった、真木よう子さん(アルト王女役として声優参加)からの動画コメントがスクリーンで上映されるサプライズもあり、満員のお客様(265名)からの歓声や笑い声の絶えない舞台挨拶でした。
TAIZO:公開初日を迎えた感想を。
うすた京介:いやぁ、かなりプレッシャーを感じていたみたいで、昨晩、(舞台挨拶に)リアルに客が一人もいないという夢を見てしまいました。(会場大爆笑)なので、こんなにたくさんの人が来てくれていてうれしいです。
FROGMAN:いやぁ、本当にこんなにお寒い中、たくさんの人が来てくれてうれしいです。今日は雪が降る、と聞いていたんでかなり心配していたんですが、お客さんだけではなくマスコミの方も大勢来てくれていて、本当にありがとうございます!!
TAIZO:今回のお二人のコラボはそもそもどういった経緯で実現されたんでしょうか?
うすた京介:経緯もなにもあったもんじゃないっていうか…(笑)、前のOVAの流れもあって、結構自然にこうなったというか。
FROGMAN:昨年発売されたOVAもありましたし、もう長い付き合いというか。
うすた京介:ちゃんと付き合いだしたのは、先月位からなんですけどね!(会場爆笑)
TAIZO:今回の作品は、シナリオもオリジナルで書かれたんですよね?
FROGMAN:ジャガーの世界観で、でもシナリオはオリジナルで!というむちゃぶりをされまして書きました。
TAIZO:うすた先生は、もう完成した作品はご覧になってるんですよね?
うすた京介:はい。本当に、僕が色々と口出ししなくて良かったなというか、FROGMANファンもジャガーさんの原作ファンも満足する出来だと思います。
TAIZO:作品の見どころを教えてください。
FROGMAN:原作では見られないジャガーさんを、みなさんにお見せできればと思ったんで、ラブストーリーというかファンタジーというか……そういう要素も加えつつ、でもやはり「週刊少年ジャンプ」掲載の原作なんで、なにか物を集めるとドラゴンが現れるとか、そういうネタも入れ込みつつ、まぁそんな感じですね。でも最後にはがっかりするという、そういう作品かな〜(笑)と。
TAIZO:そうやって苦労した作品が、今日は初日ということですが、なんとあの女優さんからもメッセージが届いている、ということなので、みなさんスクリーンにご注目ください。
(スクリーンに、真木よう子さんの姿が映り、コメントが上映される)
真木よう子:(スクリーン上のコメント内容)「みなさん、こんにちは。真木よう子です。残念ながら、みなさんの前に立って、挨拶することはできませんでしたが、これから上映される映画、ぜひ楽しんで観てくださいね。意外なところに、意外なキャラが登場してくるので、そのあたりもお楽しみに! それでは、今年もよろしくお願いします。真木よう子でした」
TIAZO:ところで、うすた先生は真木よう子さんの大ファンで、真木よう子さんもジャガーさんの大ファンなんだそうですね。
うすた京介:(映像も)可愛かったですよね。
FROGMAN:いやぁ、真木さんの結婚のニュースが流れた時、相手はうすたさんかと思いましたよ。
うすた京介:僕も、これはリアルに付き合えるかな?と思いましたから(会場大爆笑)。
☆ここで藤原啓治さん、平野綾さん登壇
藤原啓治:藤原です。真木よう子さんのメッセージが、あまりにも短いので舞台そでで「短っ!」と言ってしまいました(会場爆笑)。ドラマCDから始まり劇場公開版まで、驚くべき展開を見せて、正直戸惑っているんですが、ここまで来ることができて感無量です。
平野綾:ハミィ役をやらせていただきました平野綾です。ハミィは劇場版で一言しかしゃべっていないので、まさかこういう場に呼んでもらえるとは思ってなかったです。すごくビックリしました。私がどこでしゃべっているか、ぜひ探してみてください。今日はどうぞよろしくお願いします。
TAIZO:監督、平野さんは一言しかしゃべってない、ということなんですが。
FROGMAN:ジャガーのOVAの収録の隙に、「ちょっとこれ読んでください!」といって読んでもらったんで。
平野綾:ほんとにそんな感じだったんですよ。もしかして当日、何か別の役があるかもしれません、とは聞いていたんですけど、行ってみたらハミィで。シナリオも当日渡されて……。以前、FROGMANさんとは別のお仕事でお会いしたことがあったんですけど、お会いするのが久し振りで、なんでFROGMANさんいるんだろう!? そんなことにビックリしたり、アフレコ現場で一人でおろおろしてました。しかもセリフは一言でもっとビックリした、という…
TAIZO:同時上映の『エト』があるわけなんですが、うすた先生、10年くらい前の作品ですよね!?
うすた京介:そうですね。10年くらい前に描いた読みきりなんですけど、僕も読み切りの中ですごい好きな作品で、好きな分、描いた後から、あぁこうすれば良かったなというところがたくさんあるわけなんですね。それを今回は、監督、FROGMANさんじゃないんですけどね、もう一人の監督に伝えて、全部直してもらいました。
今回は、『エト』完全版ということで素晴らしいものが完成していますから、こちらもぜひ楽しんでもらいたいですね。
TAIZO:最後にみなさんから一言ずつ頂戴したいと思います。
平野綾:あっという間だったんですけど、私、ほんとに一言しか参加してないんで、みんなも集中して最後まで見てくれるといいな、と思います。ぜひ、楽しんでいってください。本日はありがとうございました。
藤原啓治:えぇ、そうですね……ヒットすればいいな、と本当に!心の底から思っています。まぁ、こうやって六本木ヒルズですか、ここに来て下さって感謝感激です。
FROGMAN:今年も蛙男商会、いろいろと試みを考えてまして、新シリーズの配信が開始するんで、そちらの方もぜひお楽しみにしていただきたい!と思いつつも、今日観ていただいた方は、ぜひお友達にも薦めていただきたいなと思っています。本日は、本当に寒い中、ありがとうございました。
うすた京介:今年、本当にもう一本映画を作ってもらわないと、年内、僕、結構暇なので……やることがなくてですね(笑)、読みきりでも描こうかな?と思っているんですけど。
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タイトル:『ピューと吹く!ジャガー 〜いま、吹きにゆきます〜』
同時上映:『エト』
公開表記: 1/10(土)より TOHOシネマズ系にて絶賛上映中