12月22日にシネマート新宿にて、人気ラジオドラマ発 映画『泣きたいときのクスリ』の先行ロードショー記念クリスマストークイベントが行われました。

大東俊介と、今回初メガホンをとった舞台演出家の鬼才・福島三郎が「クリスマスにつけるクスリ」と題し、今年を振り返って「泣きたい事」「泣きたかった事」「笑えた事」についてトークを繰り広げました。
仲良しの二人なだけに、息の合った漫才のような楽しいクリスマストークイベントとなりました。

福島監督「泣きたいなって思ったことはあんまりないんですよね、プライベートで泣くことって、わりと恋愛のことでは泣くとことはあるんですが、遠い昔の話なんで・・・。今となっては僕にも妻と娘がいるので(笑)。笑うことが好きなので笑うことは多いですよ。いい作品見て泣くとかですかね、感動しいなので」

大東「今年を振り返って泣きたいなと思ったことですか? 難しいな・・・うれし泣きかな。東京で主演映画を観て頂くのは最初なので、今この状況、感無量です。胡散臭く感じたかもしれないけど、本当にそうです。今年は嬉しくて、泣きたくなることが多い。泣きたいなとは違いますかね、やべぇ泣きそうって。だって10時ですよ! 雨ですよ! こんなに集まってもらって。本当にありがとうございます!」

福島監督「泣きたいときにつけるクスリとは、難しいですね。いい感極まっての泣きはそのまま流し続ければいいと思います。この映画『泣きたいときのクスリ』のクスリは、クスリと笑うという意味でもあるので、泣きたいときこそ笑えばいいんじゃないかなって思います」

大東「撮影中苦労したのは、電車に一回乗ってしまうとなかなか帰ってこれないことです(笑)。でも、すごくいいロケーションなので、感動しました。気持ちよかったです。ゲリラ豪雨で悩まされましたが、ロケーションに癒されました。ただ、夏だったので、どれだけデカイねんっていう蛾がいて、虫がすごかった! 監督は足にすごい跡ができてて・・・でも、最後まで短パンでしたよね(笑)」

福島監督「僕は全身刺されまくってしまい、本当に痒くて痒くて大変でした。普通の蚊とは違うんですよ! ブヨなのかなんなのかわからないくらいの虫に刺されて、デカイ水ぶくれになるんですよ。でも、誰も“虫よけスプレー使ったら?”って言ってくれなくて」

抽選会ではMarry Christmasとメッセージが書かれたサイン入りポートレート、その場での生サインが行われました。当選したお客様からは悲鳴が!! 観客にとって、そしてゲストお二人にとっても非常にすてきなクリスマス記念になったようでした。