12月11日(木)にスペースFS汐留にて、映画『反恋愛主義』の特別試写会が行われました。客席の大半を女性が占め、女性の2人ペアでの来場が目立ちました。
本編上映前にゲストの方を迎えてのトークショー。来場のお客様にはシークレットにされていたゲストはなんとクワバタオハラと精神科医の名越康文氏。MCが「クワバタオハラさんです!」と呼びこむと場内から笑いが・・・ご本人たちも「場内笑い起こってなかった!?」とのW突っ込み。

トークのテーマは映画にちなんで「30代の恋愛・結婚」。主人公・ドラと全く一緒の年齢だというクワバタオハラの二人は「私子供めっちゃ好きやねん。もちろん好きな人と結婚したいねんけど、もうこの年になってもなにも起こりそうにないから、子供だけでも欲しい」(くわばた)「男に痛い目にあわされてきた、でも恋愛したい!」(小原)の二人を足して2で割ったようなのが主人公の女性だと紹介。

名越先生から「この主人公のように子供を産むことや仕事を含めてひとりで生きていくことに腹をくくった女性は、もう男性に依存したり、相手を感情的に振り回したりしない。だから一番結婚に結びつきやすいんですよ」と言われると、ゲストのお二人だけでなく場内からもどよめきが起こった。

ちなみに、30代になってからの恋愛観・結婚観の変化を聞かれると「森三中の村上さんの結婚はショックでしたね。結婚は時間をかけてプロセスを踏んで、結婚するものだと思っていたのに、出会って3週間で結婚できるんだ!ありなんだ!って」(くわばた)

いい結婚相手の見つけ方は「恋愛と結婚は全く別と考えた方がいい。ちょっと退屈なくらいの男を選んだ方がいい。男に痛い目にあわされるのを我慢するか、退屈なのを我慢するか、そのどちらか。どんなカップルも忍耐なんです。いい夫婦はお互い90%自分が我慢してると思ってる、それでちょうどバランスが取れるんです」(名越)

クワバタオハラのお二人も、お客さんも深くうなづくトークショーでした。