11月22日(土)千代田区の有楽町朝日ホールにて東京フィルメックスオープニングセレモニーが行われ、ディレクターの林加奈子、プログラムディレクター市山尚三、コンペティション部門審査委員長・元黒澤プロチーフマネージャー野上照代、審査員のソン・イルゴン(韓国/映画監督)、イザベル・レニエ(フランス/ジャーナリスト、映画評論家)、レオン・カーファイ(香港/俳優)、レオン・カーコフ(ブラジル/サンパウロ映画祭代表)が登壇した。

オープニングセレモニーで野上審査委員長は「映画祭で楽しみなのはコンペティション部門、皆さんの期待と信頼を裏切らないように、フィルメックスの名誉を守るため頑張ります。」と挨拶。

セレモニー後には審査員のレオン・カーファイが記者会見に出席した。記者の「審査員として作品を審査する上で重視するところは?」との質問には「作品のどこに着目するではなく、映画を全体的に見て評価する」と答え「良い映画は良い音楽と似ている、良い音楽は聴こうとしなくても自然と耳に残る、良い映画も見終わったあとに忘れられないものとなる。」と話した。ちなみにカーファイにとっての良い映画のひとつは日本映画で『男はつらいよシリーズ』とのこと。
また、俳優としてアジアで活躍するカーファイは「残念なことに日本と韓国の監督とはまだ仕事をしたことがない、もしそれが実現すれば私は俳優として完璧なものとなります。」と意欲を見せた。

そんなカーファイも審査員を務める第9回東京フィルメックスは独創的な作品をアジア中心に世界から集められ、上映作品は今後一般公開を予定されていないものが多数ふくまれているので見逃せない映画祭となっている。

11月22日〜11月30日(日)まで有楽町朝日ホール、フィルムセンター他にて開催され、最終日には最優秀作品賞など各賞が発表される。

(Report:照井将太)