アメリカの女性誌「Glamour」が選ぶ、今年の女性「Women of the Year」の1人として選ばれた二コール・キッドマン、そして、米芸能誌ピープルの「最もセクシーな男性」にオーストラリア人で初めて選ばれたヒュー・ジャックマン。この最強カップルが来春贈る、注目の超大作『オーストラリア』のワールドプレミアが、11月18日火曜日(現地時間)、シドニーで開催され、二コールとヒュー・ジャックマンは、多くのファンで埋め尽くされた135メートルに及ぶレッド・カーペットを歩いた。

二コールは、本作品を「一生に一度のこと」と表現し、「子供の頃から夢に見ていた映画、つまり母国であるオーストラリアの映画史に残るような作品で、主演女優を務めるまたとないチャンスを与えてもらった」と、バズ・ラーマン監督に感謝の気持ちを寄せ、自分自身にとってだけでなく、オーストラリアにとってもお祝いごととなるような誇り高い映画となることを祈った。

二コール、ヒューと同じくオーストラリア人であるバズ・ラーマン監督は、「映画が世界的に観客を動員し、長くオーストラリアの映画史に残るものになることを期待して撮影した」と語った。その本作、オーストラリア史上、最大予算である1億3,000万ドルをかけた超大作であり、監督があらゆるオファーを受けながらも、母国オーストラリアで、オーストラリア人キャストとスタッフを使った映画を作ることを決意し、全てを捧げた作品となっている。

『オーストラリア』は、壮大でエキゾチックなオーストラリアの大自然を舞台に、通常なら出会うことのなかった愛、絆を通して《自分の手で自分の人生を切り開く》運命の旅を、『ロミオ&ジュリエット』『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマンが描く超大作。世界が注目する最強のカップルが織り成す『オーストラリア』の世界観は、既にアカデミー賞にも期待がかかり、注目を集めている。