11月18日(水)、シネマート新宿にて『最強☆彼女』イベント試写が行なわれた。
ゲストとしてかけつけたのは、南海キャンディーズの《山ちゃん》こと山里亮太さん。
映画の「最強」にちなんで、柔道着に竹刀を持って劇場後部のドアより勇ましく(?) 登場した山ちゃん。 彼の登場を事前に知らされていなかった客席からはオドロキのどよめきと笑い声が・・・。

ステージに登場後、映画の感想を聞かれると、「これはドコメディなのかな?と思ったらピュアなラブストーリーだったりして・・・、いろんな楽しみ方がぎゅっと凝縮されていてとっても面白かったです!(静かな場内を見回して)でもあれ??どうしましたみなさん?なんか違和感あります??」と客席にひとり突っ込みも。 ラブストーリーの映画にどうして山ちゃんなのか疑問符の浮ぶ客席にご不満な様子。

日本最強の女性芸人を相方にして、はや5年という山ちゃん。では、映画のように強い女性、引っ張っていってくれる女性の魅力について質問が出ると、やはり「魅力的だと思うし、憧れています。強い女性は好きですよ!」というご返答が。 ところで今日は相方のしずちゃんは・・・というと、ドラマ撮影中とのこと。 芸人だけではなく女優としても活動の幅を広げているしずちゃん。 実はこのドラマ、山ちゃんも出演が決まっていたのだが出演女優からの共演NGにより話が消えたのだとか。そのNGを出した女優がなんとしずちゃん本人だったということで山ちゃんは大ショック! 「いつ捨てられるか分からない・・・」危機感を感じた山ちゃんは、しずちゃんに負けないくらい強い新しい相方候補を見つけ出してみなさんに紹介したい!!ということで本日は最強ガールズを会場でお披露目することになりました。

「最強☆ガールズ カモン!」の呼び声に山ちゃんの相方候補?!が続々登場。 合気道、フットサル、剣道、柔道、バスケット、空手、アクション女優とジャンルの異なる最強☆ガールズ総勢16名が山ちゃんを囲んで舞台に勢ぞろいしました。

早速最強の相方を選ぶため、それぞれとお手合わせをすることになった山ちゃん。「受身は得意!」といいつつもやや腰が引け気味な山ちゃん。実は、武道の経験は「子供の頃いじめられっこにシメられただけ」。 85キロもあるという山ちゃん、合気道の達人女子に軽々と投げられ秒殺!あっという間に舞台に転がるハメに。さらに空手の達人女子にはおなかに渾身のケリを入れられ、「誰かこの子に《手加減》という言葉を教えてくあげてください…」。と涙ぐむ始末。すっかり逃げ腰になってきた山ちゃんに、MCからの「では、フットサル(芸能人女子フットサルチームのメンバー)の達人女子の腕前をみるために、山ちゃんには《ボール》になってもらいましょう」という一言に固まる山ちゃん。 それでも最強の相方探しのため意を決してボールのように無防備に丸まったものの、容赦なく《弁慶の泣き所》を一撃されることに。かわいい最強☆ガールズに囲まれてにっこり楽しいイベントのはずが、やられっぱなしで全くいいところなしだった山ちゃん、最後に唯一得意だという、10年間続けてきたバスケを披露する機会をもらい、華麗なドリブルを披露! 客席からは暖かい拍手の嵐が。ようやくみんなに「かっこいい」と言われ、少し元気を取り戻したようでした。

「新しい相方を紹介するはずが、今回はみんな可愛すぎましたね。しずちゃん以外の強い女性なんて、モハメド・アリの娘くらいしかいないんじゃないかな(笑)。」と負け惜しみのコメントも忘れていません。 こうしてあらゆるジャンルにおいて《最強》な女子と対面したものの、やっぱりしずちゃんしか相方はつとまらない!ということを改めて再確認したご様子。 しずちゃんの多忙ぶりによりたびたび噂される解散説については、「解散説、聞きましたがどうやら流している張本人はしずちゃんらしい・・・というウワサもあります(笑)。でも、自分は手放しませんよ、すがり付いてゆきます」ときっぱり。《最強☆女芸人》の相方として、男らしい決意を見せた。

『最強☆彼女』は、『猟奇的な彼女』をはじめとする《強い女の子》と《ちょっと軟弱な男の子》をシリーズで手掛けているクァク・ジェヨン監督の最新作。 《(見た目が)かっこよくて、軟弱で、でもいざとなったら強い》 劇中の男子に「憧れる」という山ちゃんから、最後にメッセージを。
「この映画は最初から最後まで目が話せない見所ばかりの映画。笑いあり派手なアクションもあり、最後に胸にキュンとくるピュアなラブストーリー。どこも見逃すところはないのでガンガン楽しんでください!」