11月16日(日)、スペースFS汐留にて「大学ロボット大集合!『ウォーリー』大学生試写会」を実施しました。ロボット界の権威、千葉工業大学 先川原正浩教授によるトークショーや、全国の大学生が開発した様々なロボットが登壇し、舞台上でデモンストレーションを実施。
司会は今年の本命候補!?と噂される、ミス東大2008候補者の森 千晶さんが行ないました。

■千葉工業大学 先川原正浩教授によるトーク
千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター室長・先川原正浩教授

タカラトミーより発売されている「UコマンドWALL・E(ウォーリーのラジコン)」を操作しながらの登場。
「『ウォーリー』はロボットの世界がこれからどうなって行くのかという視点で観てもとてもおもしろいですし、きちんとロボットのリサーチをしてあるのが分かるので感心しましたね。これは大変なリサーチだったのではないかと思います。ロボット関係者にも是非観て勉強してもらいたいぐらいです。
また、愛情・友情の面もとても感動的。映画でロボットが登場すると、大抵ロボットと人間が最後には敵対してしまうのですが、『ウォーリー』のように、ロボットと人の交流を描いた映画が増えると嬉しいなと思います」

<全国の大学生が開発した様々なロボットのデモンストレーション>

(電気通信大学 ロボメカ工房 ウサギ型ロボット)
二足歩行のウサギ柄ロボットがおじぎをしたり、手を振ったりと会場のみなさんにご挨拶。ロボットに服を着せて動かすのは、内部温度が上昇したりと動きの規制が多くなり難しい。

(法政大学 電気研究会 人間格闘型ロボット)
ウォーリーと同じくモノを掴んで運び、積み上げることができるロボット!

(東洋大学 共生ロボット研究センター 人追従型ロボット)
自動的に人がいることを認識し追いかけます。なんと声をかけると、返事をしたり色が変わったりと人の感情を汲み取って反応してくれるロボット。ウォーリーの作中に登場してもおかしくないと先川原先生も絶賛!

(千葉工業大学 林原研究室、南方研究室 ゴールキーパー型ロボット)
ロボカップサッカー世界大会3位にもなった、ボールの飛んで来る方向をカメラで認識してボールを止めるロボット。転んでも自ら起き上がることが可能。

(千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター レスキュー型ロボット)
障害物を認識して乗り越えたり、さらにはサーモグラフィで体温を判別できるロボット。このような研究で災害時のレスキューロボットが活躍する日も近い。タカラトミー UコマンドWALL・E(ウォーリーのラジコン)
基本動作である前進・行進・ターンはもちろんのこと、おしゃべり・効果音・音楽に合わせてダンスをするなど映画さながらのウォーリーの動きや声を再現!

■ミス東大2008候補者の森千晶さんプロフィール■
東京大学 理科Ⅱ類1年 生年月日:1988年12月20日 ミス東大2008候補者
本選結果は11月24日(月)発表予定です。