11月12日(水)、渋谷にある世界最狂の医療刑務所「アルカトラズE.R」にて映画『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』の公開直前イベントが行われた。映画がサバイバルホラーとなるため、現在厳しい芸能界でまさにサバイバルを体験中のお笑いタレント、小島よしおさんがゲストとして登場した。

小島さんは映画のコメントを求められると、「主観撮影という手法なので、臨場感があって、マジでめちゃくちゃ怖かった。夜中に家で観たんですけど、余りの怖さにマネージャーを呼び出しちゃいました」と答え、それに対して「呼び出すのは女性じゃないんですか?」と質問されると、「基本的には女性は料金が発生する形でお呼び出しするんで」と、会場の笑いを誘った。

また、「この映画はサバイバルですけど、僕も日々サバイバルです。“小島よしおが消えないように応援するサイト”というホームページがあるんですが、それも去年から動いてないみたいですし…。先日も買い物をしていたら母子連れがいて、子供が、「あ!ラーメン、つけ麺、ぼくイケメンの人だ!」って言ってて、それに対してお母さんが「違うわよ!もっと古い人!」って言ってましたから」と答えると、会場は大爆笑となった。

この日のイベントは芸能界で生き残っていくため、新たなユニットを結成するお披露目の場となったのだが、新メンバーとして呼び込んだのはゾンビ×10人。ユニット名は「ヨシオ・オブ・ザ・デッド」と命名され、小島さんを含めて計11人でネタを披露。しかし司会者から「ゾンビって死んでますよね?大丈夫なんですか?」と指摘されると、小島さんは「あっ!本当ですね。へたこいた〜」と述べ、いつもの音楽に合わせていつものネタを披露。最終的にはゾンビに噛まれ、小島さん自身もゾンビとなってしまい、即日解散となった。

映画『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』は、ホラー映画界の巨匠と呼ばれるジョージ・A・ロメロ監督の最新作。世界各地で死者が蘇り、生きている人間を襲うという非常事態を、主人公の学生グループがビデオカメラで撮影していくという手法を取り、観客はまさにその場にいるかのようなリアルな恐怖を味わえるホラームービーだ。
映画『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』は今週末11月15日(土)より池袋シネマサンシャイン、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、銀座シネパトスほかにて全国公開される。