60年代後半に一大ブームとなったGS【グループ・サウンズ】。その音楽に賭けた4人の若者の夢を追いかけた青春を描いている映画『GSワンダーランド』。栗山千明、石田卓也、水嶋ヒロ・浅利陽介など豪華キャストが多く出演している話題をよんでいる。公開間近である映画『GSワンダーランド』の試写会が11月1日(土)立教大学にて行われた。なんと、本作の監督である、本田隆一監督によるトークショーが行われた。

本田隆一監督の作品である『東京ハレンチ天国・さよならのブルース』は、2001年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター部門でグランプリ受賞をしている。監督は、高校時代からの大のGSファンであり、大好きなGSをネタに本作を作り上げた。今回のトークショーは、俳優の山本浩司や映画評論家の塩田時敏も参加し、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭やワークショップに関するなかなか聞くことの出来ない貴重な思い出を話した。さらに、キャスティングや撮影場所など本作の裏話・本作に出演している俳優陣についての撮影中の裏話など多く語った。たとえば・・「水嶋ヒロは、本当にかっこいいし、英語もできるし、運動も出来るし、礼儀も正しい。そんな彼は最初、音楽に関してはあまり知識がなかったのに、運動神経がいい為かすぐに、音楽も自分のものとしてしまった。彼は何でも出来る!」などなど。

そんな本作は、2008年11月15日(土)、全国ロードショーである!
GSの世界を知っている方には懐かしいものとなるであろうし、GSの世界を知らない人にも楽しんで見れる上に「GS」について知るいいきっかけになるのではないだろうか?

(Report:大倉真理子)