『初恋のきた道』の名脚本家パオ・シーが再び贈る愛の物語『さくらんぼ 母ときた道』。
11月1日の初日を前に御茶ノ水全電通ホールで一般試写会が盛況に行われ、監督のチャン・ジャーベイ氏と本作のエンディングテーマを歌うakiさんが登壇しました。

監督は「2年前、日本と中国のスタッフで言葉や文化の違いを乗り越え、文字通り汗を流して作った映画です。公開を迎えられて大変嬉しく思う。また、この場を借りて本作に関わった人々全てにお礼を言いたい」と撮影時の苦労や公開が決定した喜び、スタッフへの感謝を述べた。

また、エンディングテーマを歌うakiさんは「7、8回観ているが母のひたむきさ、真直ぐさに心を打たれ毎回泣いてしまった。今の殺伐とした世の中にこういった真直ぐな愛情が必要なのではないか」と語った。

チャン・ジャーベイ監督は中国での撮影中に日本から送られてきたakiさんの歌を聞き、その透明感のある歌声と国境を越えた“うた”としての普遍性に魅せられ、起用を即決定したという。
開映前にはakiさんのライブも行われ、“天使の歌声”と称されるakiさんのヴォーカルに、試写来場者約300人が聞き入った。