第21回東京国際映画祭 特別招待作品『旭山動物園物語〜ペンギンが空をとぶ〜』の舞台挨拶がTOHOシネマズ六本木ヒルズ「スクリーン7」にて行われました。

登壇者:マキノ雅彦監督、中村靖日、前田愛、堀内敬子、萬田久子、小菅正夫(旭山動物園園長)<計6名>

中村:素晴らしい俳優さんたちの中で、僕は一番野生に近い存在で、動物とはすぐに仲良くなれました。

前田:動物とのエピソードといえば、私はペンギンと散歩して、すごくかわいかったです。

堀内:人にも動物にもいろいろな種類がいる。動物と人の共存、人と人の共存という、大きなテーマを学びました。

小菅:私が本物の園長です(笑)。本番になると、ペンギンが空を飛ぶシーンで、雲一つなく空が晴れたり、また、動物も自然なしぐさを見せてくれました。

萬田:まるで監督と約束してたかのように、撮影時に偶然シロクマが私を目がけてダイブしてきて驚きました。

小菅:よっぽど萬田さんがおいしそうだったのでしょう(笑)。2回もダイブしてましたよね。

監督:世界で初めて、動物園の檻の中にいる動物、飼育員たちの葛藤や愛情を撮りました。これは、動物園界の革命だと思って映画化しました。動物たちが奇跡的にイキイキとした表情を見せてくれて、この映画を応援してくれました。

映画『旭山動物園物語〜ペンギンが空をとぶ〜』
幾たびもの閉園の危機をのりこえ、年間300万人の入場者を集める人気スポットへと変化を遂げた国民的動物園、北海道旭川市旭山動物園。これまでもTVドラマやドキュメンタリーで取り上げられてきたそのサクセス・ストーリーが、ついに映画化。本作は、逆境にあっても決してあきらめることなく、動物たちを信じ、愛し、夢を叶えた人々の愛と奇跡と感動の物語。