小学5年生の少女が、妊娠・出産するという衝撃のストーリーで先月日本で公開された萩生田宏治監督の『コドモのコドモ』が第13回釜山国際映画祭で上映され、主演の新人女優・甘利はるなと共に舞台挨拶を行い、多くの観客から熱い視線を集めた。

2つのスクリーンで同時上映され、チケットは人気の日本映画は、完売状態、上映後のティーチインを参加するため、劇場は立ち見の状態。
甘利はるなさんへの質問で、作品を選んだ理由は?については、監督が「オーディションで何回か参加してもらって決めました。彼女は、この作品は映画初出演なんです」という回答に、会場の観客は驚きの声。
甘利はるなさんは、苦労したシーンでは「出産のシーンが大変でした」と観客から微笑む声も。
こどもを扱う作品が多いですね。と監督への質問には、「子供から得るものは、多く、一緒に仕事をして楽しいんです。次に、どんなことをやってくれるのか楽しいのですが、そろそろ次回作は大人の役者さんと仕事をしてみたいです。」とコメント。

ティーチイン後の会場ロビーでサインしている姿も印象的だった小さな女優でした。

(Report:Yasuhiro Togawa)