2007年度アカデミー賞外国語映画賞 スイス代表作品『マルタのやさしい刺繍』が、10月18日より、シネスイッチ銀座ほかにて公開します。本作は、80歳の未亡人マルタが、若かりし頃の夢である“刺繍をほどこしたランジェリーショップをオープンさせる”ために、新しい一歩を踏み出し、友人たちと共に奮起奮闘していく、とても心温まる物語です。

本作の公開記念として、「花」を刺繍したストールを募り、日本のマルタ!平均年齢70歳のおばあちゃんモデル“いよよ華やぐ倶楽部”の皆さんをモデルに迎えて、ファッションショー付き試写会が、22日に開催された。

いよよ華やぐ倶楽部とは・・・1999年に始まった東京高齢協の活動するグループ。自作のリメイク服や、私服の着こなし提案を自分がモデルになって、ファッションショーで紹介する。「おしゃれで元気に」をモットーに、服装や美容の自己管理が健康管理に繋がり、更にはやる気も出て生活の質も向上していくと美の相乗効果で、何歳になっても生きる喜びを忘れず、どんどん輝き続けている彼女たちは、まさに「日本のマルタたち」です。

<イベントの様子>
今回、『マルタのやさしい刺繍』では、原題(Die Herbstzeitlozen=コルチカム“)が花の名前であることから、「花」を刺繍したストールを全国60歳以上の方より募集しました。モデルをつとめる、平均年齢70歳の「いよよ華やぐ倶楽部」によるファッションショーが始まると、拍手が鳴り止まない会場。
ショーには、最高齢86歳の守田美津子さんも登場し、そのかわいらしさに会場からは温かい拍手。
応募総数46枚の中より、刺繍家の大塚あや子さんを初めとする審査員によって選ばれたのは、『私の好きな花』で応募した、海谷孝子(かいやたかこ)さん。刺繍家の大塚あや子審査委員長は、「手作りの温かいものを作る機会を与えてくださって、嬉しく思います」とコメント。