厚生労働省、“非”推薦!!脱・メタボ映画がここに誕生!
約半年で15キロの減量に成功したコラムニスト・中丸謙一朗による原作を、嶋大輔主演でロックに映画化。
80年代にロックン・ローラーとして活躍し、現在は俳優として『木更津キャッツアイ』シリーズなど多方面で新たなキャラクターを開拓。
嶋演じる主人公は、かつてロックン・ローラーとしてバリバリに青春し、今は居酒屋を経営するメタボ・パパの“ガンさん”42歳。年頃の娘に蔑まれ、妻には「10kg減量しなきゃ戻らない」と家出され、一念発起、
革パンと己のロック魂を引っ張り出し、ダイエットを決意!でも、どうやって・・・?
近年は“メタボ王子”などの異名で称される嶋大輔が、スクリーン初主演を飾るとともに封印したリーゼントを解禁するのも見ものだ。

そんな映画『ロックンロール★ダイエット!』の舞台挨拶が13日(土)に行われた。
登壇したのは嶋大輔、長澤奈央、紗綾、三原じゅん子、濱松敏廣、元木隆史監督。
今作が初主演作品の嶋は、最初の挨拶で思わず「どうもすみませんでした。」と謝罪。笑いを誘い、続いて三原、濱松らも謝罪し更なる爆笑を起こした。
嶋大輔は、「この映画は本当に難産でした。監督や共演者の皆さんと叱咤激励し合いながらようやく完成したので、この日を迎える事ができて本当に嬉しい。」、長澤奈央「長セリフが撮影の直前に変更になって、嶋さんに練習に付き合ってもらいました。キツめの性格を演じるのが苦労しました。」、紗綾「お父さん役の嶋さんはちょっと頼りなく、母親役の三原さんは優しく時に厳しくて演じるうちに本当の家族のような気持ちになりました。」、三原じゅん子「ロックは魂だと思うので、魂が変わらなければ輝き続けられるのではないかと思います。」、濱松敏廣「嶋さんは役者としてもミュージシャンとしても先輩。負けないようにポップなデブを演じました。」、元木隆史監督「ロックンロールとダイエットも、こだわりがなければできない事。相反する言葉のようですが、それをいかに結びつけるのが大変でしたが、皆さんと話し合いをするにつれ、まっすぐな作品であると感じるようになりました。」とコメント。
また、作品の中で登場するライブシーンについて嶋は「一番かっこいいはずのライブシーンで、僕の服のボタンがはじけてしまうんです(笑)素直にかっこよくいきたい気持ちもありましたが、共演者のウガンダさんに“大ちゃん、ハジけたほうがいいよ”と後押しして下さいました。」と述べた。

この日は、三原じゅん子の誕生日ということもあり、バースデーケーキが贈られた。
会場全体のお祝いムードに三原は「ロウソクが5本たっている意味がわかりませんが(笑)ありがとうございます。」と笑顔で火を吹き消した。

(池田祐里枝)