9月10日(水)、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて映画『P.S.アイラヴユー』ジャパンプレミアが開催された。来日中のジェラルド・バトラーがレッドカーペットに登場すると数多くのファンが大歓声を上げた。

「こんばんわ東京!」と日本語で挨拶をしたジェラルドは、本作の見所について問われると「僕だね!」と笑いを誘った。そして「本当に見所がたくさんあるんだよ。冒頭の15分のシーンは僕も大好きで、最後の2人のシーンも、カラオケをするシーンもあるし切なくて良いシーンがたくさんあるんだ」と語った。また、私生活でラブレターを送った経験については「パリに彼女がいたことがあって、その時は長い手紙をほぼ毎日書いていたんだ。その子とは別れてしまったけど、今思い出して悲しくなってしまったよ(笑)」とチャーミングな泣き顔を作ってみせた。ジェラルドが時折交える冗談や愉快なポーズ、そして何より、予定よりも時間をかけたファンサービスに会場は大いに盛り上がった。

さらにレッドカーペットの後、スクリーン内にも本作の上映を待ちわびたたくさんの観客が。上映を前に、ジェラルドが舞台挨拶を行った。観客からしきりに「ジェリー!!」という声援を受けていたジェラルドが演じる役名もなんと実は、彼の愛称と同じ<ジェリー>。役柄に関しては「僕に似ているんだ(笑)。でも、もし僕が死にかけていたとしたらあんなに素敵な手紙は書けないな。<ジェリー>は生き生きしていてチャーミングで(笑)。奥さんの友達とも仲良くしているし、冗談好きな男だね」とのことだが、実際に制作スタッフからもジェラルドは役柄とそっくりだという話がでていたそう。

またスペシャルゲストとして真山景子が登場し花束を贈呈。真山は「一足お先に本作を見せていただいたのですが、ジェリーは理想的な恋人ですね。あんなに素敵なラブレターをもらいたいです」と語った。

最後にジェラルドは「皆さんのエネルギーを感じられてすごく嬉しい。日本に来る度に、どの世界に行った時よりも大きな笑顔で帰ってくるんだ。本作を観て泣いて笑って下さい。皆さんに大きなハグをあげるよ!」と述べ、会場を後にした。

(Report:Masako Imai)