嶋大輔 映画でリアルダイエット?! 『ロックンロール★ダイエット!』完成披露舞台挨拶
嶋大輔主演、前代未聞の脱!メタボリックシンドローム・ムービー『ロックンロール☆ダイエット!』が、9月13日(土)の公開に先駆け、主演の嶋大輔、長澤奈央、三原じゅん子、監督の元木隆史による完成披露舞台挨拶が9月4日(木)に新宿シネマートにて行われた。
本作では、昔の面影はどこへやら‥、娘には疎まれ妻には逃げられ、心も体もへヴィ・メタボな元バンドマンの中年男性を演じた嶋大輔。出演依頼を受けた時の印象について「え、何が?誰が?バカにしてんの?っていう感じで、正直へこみましたよ。あぁやっぱり俺ってメタボなんだなって、見てる人は見てるんだなぁ〜ってね(笑)」と苦笑い。撮影前にリアル10kgダイエットを宣言した嶋。実際に撮影当初から比べるとだいぶほっそりとした印象を受けるが‥「実はこの映画に入る前、105kgくらいあったんですよ」と告白。これには共演者からも驚きの声が上がり、さらには「だってこれ見て下さいよ!(ポスターを指さしながら)このお腹、自前ですからね!」と明かすと、共演者に続き会場からもどよめきの声が‥!共演の三原も「嘘でしょ?つくりものじゃないの?」と何度も聞き返していたほどの変貌ぶり。「まぁ今はすっかり戻っちゃいましたけど(笑)、当時から考えると10〜15kgくらい落ちたんじゃないかな?あ、でも皆さん、過酷なダイエットはダメですからね!映画の中に出てくるビートダイエットで楽しく痩せて下さい」と見どころをふまえ本作をアピールした。
そして今回、本来ならばキャストの1人としてこの舞台に登壇するはずだった、今年の5月に死去した故・ウガンダ・トラについて話が及ぶと「やはりベテランの役者さん達に囲まれて仕事をしていく中で緊張してしまう事もあったんですけど、そんな時にウガンダさんがすごくウィットにとんだジョークをおっしゃってくれたりして、そういう面でもすごく助けられましたし、楽しい現場にしていこうというきっかけを作って頂いた事に非常に感謝しています」と語った元木監督。これについては主演の嶋も「本当は5人でこの場に立ちたかったので、非常に残念です。実は最後のライブシーンは演じ手と撮り手とでかなり意見がぶつかりまして、ウガンダさんと監督と、何度も何度もディスカッションを重ねて創り上げたシーンなんです。これは僕が勝手に思っている事なんですが、もしかしたらウガンダさんは自分のご病気を知っていた上で、あれほどのこだわりを持ち、力を注いで演じられていたのではないかと思うんですね。そういった意味でも最後のライブシーンは本当に特別なシーンとなっていますので、是非楽しみにして頂ければと思います」と語った。
最後に映画をご覧になる方々にメッセージを
【長澤奈央】「笑いあり、感動あり、そして最後のライブシーンは本当に迫力があります。とてもボリューム満点な作品になっていますので、是非楽しんで下さい。」
【三原じゅん子】「何歳になっても夢を抱き、いつまでも輝き続けてほしいという事で、是非私達と同世代の方達にも観て頂きたいと思います。そしてやはり最後のライブシーン、ギターを抱えた嶋大輔、本当にかっこいいです。」
【元木監督】「男のダイエット、本当は恥ずかしい事なのかもしれませんが、最後のライブシーンでは嶋さん演じる江口厳、非常に格好いい男になっています。是非その姿を目に焼き付けてほしいです。」
【嶋大輔】
「ロックン・ローラーで太っているのは僕ぐらいじゃないですかね(笑)まぁでも形にこだわらないロックという事で、ひとつヨロシク!!」
そして、本作品の見どころの1つでもある嶋のリーゼント頭。本人曰く、今後公の場でリーゼントを披露する予定はないとの事で、「リーゼント姿はこの映画でしか観れませんので、皆さん是非劇場に足を運んで下さい!」とアピールした。
(Report:Nozomi SAWAI)