2003年に20歳の若さで鮮烈な芥川賞デビューを果たした金原ひとみの原作を、蜷川幸雄を監督に映画化した『蛇にピアス』が、9月20日(土)より、渋谷シネマGAGA!、シネスイッチ銀座、新宿バルト9、シネ・リーブル池袋他にて全国ロードショーすることが決定した。
そこで、主演のルイ役を務めた吉高由里子の写真集発売と初主演映画の公開を記念し、31日(日)にギャガ・コミュニケーションズ試写室にて、本作のギャル限定試写会を行った。

<吉高由里子コメント>
公開が楽しみであり、正直、不安な部分もあります。実は、撮影前に交通事故にあって、集中治療室に入ったんです。その経験から「痛みを感じ、生きている実感がわく」という部分に共感しました。

──劇中に出てくる二人の男性はタイプが違いますが。
安心したいので、包み込んでくれる男の人がいいですね。痛いのは嫌いです(笑)。

──今日のお客さんは同年代ですが。
たくさんの人に出会うことで新しい自分が見つけられたり、色々な可能性が誰にでもあると思います。

──「吉高由里子のあいうえお」について。
2、3ヵ月、ただただ、「あいうえお」に基づいて思っていることを書けて、楽しかったです。ありのままの吉高由里子が見れると思います。

──「吉高由里子」について。
「(撮影場所は)好きな国を選んでいいよ」と言われて、「一番キレイな国」と、麻生久美子さんに薦められたトルコを選びました。オダギリ・ジョーさんもいいと言ってましたし。本当に素敵な国で撮影はすごく楽しかったです。この作品と写真集を通して、みなさんに伝えるというよりは、私はこれでいいのかとみなさんから教えていただきたいです。落ち着きないし(笑)。

映画を観た女性(18)の感想:吉高さん超かわいかった! 私たちの世代には、共感できる部分があってリアルに感じました。すごく良かったです!
映画を観た女性(20)の感想:恋人が死んだシーンで、涙が出ました。友達といろいろ話がしたくなる映画だと思いました。